自分でつくる〜マイデスク作り〜
机、完成しました!
さっそく二男のアイロンビーズ台として活用中。
はじめ、「(場所の取り合いで)喧嘩するから机つくろう」と私が言ったときの、
ぽかーんとした子ども達の顔が忘れられません笑。
え???
今???
そんな理由で???
「うん。あるもので作っちゃおう」
ということで、前の家で棚板だった材を3枚並べて机の天板に。
でも、別に技術力があるわけじゃないから、
最初完成したものはグラグラで、
どうしてかな〜?と考えて作り直して、
次は使えるものが出来ました!
これこそクリエイティブラーニング?
次はダイニングテーブルをつくってみたいのですが。
出来るかなぁ。
心と心の響き合う時間
《イコマ少年団》と題して、年齢のさまざまなな友人達が月に一度、我が家の子達をあちこちに連れて行ってくれたり、実験しに来てくれます。
先週土曜日は久しぶりに私も参加。
赤ちゃん達を夫に預けて、長女、三男、友人と、ムササビを見に高尾山へ行ってきました。
幼児の長女もいるので登山はしないで行きはリフトで、帰りはケーブルカーで。
リフト、高所恐怖症気味の私は怖くてたまらない〜💦
でも紅葉の美しさに目を奪われました。
12年弱の間に6人の子を産み、ゆっくり紅葉狩りのような観光はしてこなかった私にとっては、久しぶりの観光のような旅。
ムササビの巣がある薬王院までの散策も気持ち良く。
肝心のムササビは、日の入りから30分頃が1番見やすいらしく、観察会の人に混じって寒さをこらえてじっと待機。
親子三匹、同じ巣穴から連続で飛んでくれました!これはかなりのラッキーデイだったそう。
ナイトスコープを持ってきてくれた方も見させてくださって、巣穴からチョコンと出たムササビの顔も可愛かった^_^
帰りは日本一急勾配のケーブルカーにもギリギリ間に合って、乗って帰ることができました。
我が家の3番目4番目になる、三男、長女との時間。いつのまにか上の2人は思春期に入り母親になる私とは行動しなくなり、下の赤ちゃんたちも預けて、真ん中の2人と大切な時間を過ごすことができました。
我が家を『有機的』とよぶ友人もいれば、
子育ては10歳までであとは見守るだけだと教えてくれる友人もいて、
思春期になった上の子たちから感じるのは、本当に一瞬で貴重なこの時間。
電車の中でもしりとりや手遊びで遊び、笑い合い、その心と心の響き合う時間が、
《ムササビの滑空》と共に心に残る1日になりました。
心と心が響き合った時間。
私が子ども達に残したいのは、
お金よりも、知識よりも、知恵よりも、それら生きる術よりももっと原始的な、
子ども達が子ども時代を振り返ったときに感じられる、
そんな時間の記憶なのかもしれません。
学校の先生と不登校、我が家の場合
現在小6の長男が入学する予定の中学校に、今年5月頃に挨拶に行きました。
今のところ中学校に通う意思は本人は無いこと、
親としても家庭をベースに学ぶホームスクーリングで彼を支えていこうと思っていること、
学校を否定はしていないので、情報をもらえたら助かるし、
本人が望めば部分的に参加できればありがたい、などなど。
そこで話の流れから、先生達も「不登校」がクラスから出ると自分を責めるし、保護者からも他のクラスの担任と比べて先生の努力が足りていない、、、のような目線を感じると聞いて、
「あー、保護者も先生も、責める、防衛する、の意識が辛いんだなぁ」と感じました。
そこで、
「親も、子どもが『不登校』になると、まずは自分の子育てを責めるんですよ。
でもそれって、誰にとっても得じゃないですよね。
今せっかく、こんなに本音で話せているのだから、
私と先生との間では責め合わずに、
一緒に子育てする『パートナー』として協力していきませんか?
私は家で子どもの成長が感じられたなというエピソードを先生にお話しします。
先生からは、もし学校に行ったら、そこで見えた成長を教えてもらって、
そうやって複層的に子どもを見る、
成長を喜び合う、子育てパートナーになっていきたいんです。」
私からそんな話をして、先生ともそれでいきましょうと合意がとれて別れました。
なぜこれを書いているかというと、
こんなニュース記事を今朝読んだから。
増加する小中学生の不登校 「死にたい」とまで思う教師たちの現状 - ライブドアニュース
全国で14万人以上、
中学校では、クラスに1人は不登校生徒がいる時代。
誰がなってもおかしくない出現率です。
けれどサポートもフォローもまだまだ足りていない現在。
どんな子でも、学校以外のどこで学んでも、豊かな子ども時代が過ごせるように。
その為に大人が責め合うところから抜けて、協力しながら子ども達が幸せな社会に一歩ずつでもしていきたいなぁと思った次第。
給食ないから毎日お弁当生活。
プチトマトとブロッコリーが顔に見えて、なんちゃってキャラ弁⁉︎笑
いろんな学びの形
昨日はプレーパークで土器作り。(二男が粘土を山から見つけてきたので)
縄文時代みたいに、練った土をヘビにして器を作るぞーってやってみたけど、
プツプツ切れて、小さな手のひらサイズの器しか作れない。
「縄文時代の人は凄いなぁ、かなわないなぁ」と私が呟いたら、
二男が、
「現代人は飛行機が作れるよ!」
私「うん、でもママ、飛行機も作れないし。」
二男「、、、。
でも縄文時代の人が本当に作ったのかな?」
私「みんなが作れたかという話?」
得意な人が作ったのかなぁ、なんて話をし、しばらくして、
「ママ知ってる?弥生時代はね、縄文時代よりもっと薄くて、壊れない土器を作ってたんだよ!」
私「へー。そうなんだ!どんぐり煮ちゃうんだよね。重いのにね。凄いよね。
ママ達、縄文土器にも辿りついてないのに、どうやって作ったんだろうね?」
二男「うーん」
良いことを教えてくれたお返しに、
土器は灰や炭に埋めて焼くと黒くなりにくいよ、と、二男に教えてあげた。
知識の交換。
焼きあがった土器は、きれいなテラコッタ色で軽かった。
二男「軽い!」
ーーーーーーーー
三男は前日からカレーを作るぞ!
と自分で食器や飯盒や材料を準備して、朝から出かけて行ったのに、
2時ごろ私たちが着いたときは、
鍋いっぱいに入った薄いカレーを煮詰めようとし、
側には冷えて、上まで焦げた飯盒のご飯が手付かずで置かれていた。
頑張って煮詰めて、結局、3時ごろに遅い昼食。
「最後がね、とにかく大変だった。」
カレーを食べながら、疲れた顔で答えてくれた。
でもかまどの周りの人にも振る舞って、美味しいと食べてもらって。
(三男のかまど友達(大人)も紹介してもらった笑。)
帰りには「次はシチューを作るぞ!」と決めていた。
毎日遊んでばかりいる我が家の子たち。
でもネチャネチャの泥の感触、焚き火の匂いと炭の明るさ、焼きあがった土器の色、それを持った軽さ、薄いカレーの味、お焦げのついたご飯の味、振る舞った相手の笑顔、
それらの体験は忘れない。
実際にやるからこそ、知識がハテナに変わっていく。
いろんな学びの形があるんだな、と、私も知る。
ホームページが出来ました
多様な学びプロジェクトのホームページが完成しました!
ステッカー掲載や活動報告、メディア掲載などは、今後こちらから発信させていただきます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
オンライン授業の感想
先週始まったオンライン授業、
スタッフは、フィンランド、アメリカ、マレーシア、東日本、西日本と様々な場所から繋がっていますが、
スタッフだけでなく、子どもたちも様々な地域からアクセスしてくれました。
そして、なんと、地域だけでなく、自宅やフリースクール、ファミレスからも!
ノマドスクーラーといっていいような学び方に、私もワクワクしました。
保護者の方からいただいた感想を紹介しますね!
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
昨日は「多様な学びプロジェクト」の『水をテーマにSDGsを学ぼう』第1回ありがとうございました!
昨日は私は仕事があり、父親がフォローさせていただきました。
仕事から帰ったら、息子がイキイキと海外にいる子とも話した!と教えてくれました。
年頃なので、内容などは一切見せてくれませんが、父親からは「大笑いする声が2階まで聞こえてきたよ」と聞きました。
また次からも楽しみにしております。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
『水をテーマにSDGsを学ぼう』でお世話になっている○○の母です
長男がガストで参加した為途中wifiがきれてご迷惑をおかけしました
私がすすめた時はマッピングを毛嫌いしていたのに今ではわかりやすい!とはまってます
皆さんとの繋がりが力になっているようです
最近完全にホームスクーラーになってきたのでこのようなイベントがありがたいです
どうぞよろしくお願いします。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
不登校だから、周りにいないからと、
孤立した子どもたちが、自分の能力や可能性を諦めてしまう社会ではなく、
学校に行く行かないに関わらず、
子どもたちが自分の願いと好奇心を精一杯伸ばせる社会をつくりたいと考えて、
この授業を準備してきました。
(オンライン授業だけでなく、
まちのせんせいやコドモギルド、ステッカー&缶バッジ全ての底辺にある想いです)
子どもたちのなぜ?が刺激される、
子どもたちのなぜ?に寄り添える授業になるよう、
初めての試みに試行錯誤ながら、スタッフ一同頑張っています。
どうぞ応援してください!
(生駒)
暇を拾い集めて流れにしていく
昔、父に「うちの庭は梅、桃、桜を植えたんだ」と聞いたことがありました。
なぜその三本なのかは聞きそびれてしまったのだけど、
桜を真ん中に梅と桃の木が、狭い庭に肩よせあうように、互いの枝を重なりあわせて、我が家の庭に生えています。
春に近づくと順に花が咲き、春への心踊るカウントダウンのようでもあって、
寒がりな父が春を楽しむように植えたようにも感じていました。
そして、この順番は夏にも続くことに気づいたのが今年でした。
先日、子どもたちと梅の木から梅の実を収穫して梅ジュースをつくり、最近、それを飲み始めたばかり。
昨日、二階の窓から、桃の木に紅い色の実がなっていることに気づきました。
今朝、長男が雨も気にせず、その実を採ってきてくれました。早速切ってくれた赤い断面のかけらをひと切れ口に入れました。
食べてみたらスモモのような味。
桃の木はスモモだったんですね。
私が子どもの頃から見ていた木だったけど、実がなっているところをあまり見たことがなく、食べたのは初めてでした。
でも、梅の木から梅を採ったのも、私が子どもを産んで、今の家に越してきた3年ほど前から。
もしかしたら、今まで気づかなかっただけでスモモはなっていたのかもしれません。
ホームスクーリングをしていると、
そういうことがよくあります。
暇な時間を拾い集めて、
流れにしていく、なっていく、のようなことです。
一昨日は三男がもらったキアゲハのサナギが羽化して蝶になり、
二男が育てていたカブト虫のサナギも成虫になりました。
今日はカブト虫の成虫は5匹に増えたそうです。
私は暇じゃないんですが笑、
子どもたちは色々気づいたことや、疑問に感じたことを、暇そうに見える私に教えてくれます。
卵から生まれるのはかぶと虫と蝶とメダカとシジュウカラと海亀とカエルだとか、
哺乳類でカモノハシは卵を産むねとか、
どうして卵の色が違う生き物もいるんだろう?とか。
疑問は疑問のまま流れていくこともあれば、調べたことを教えてくれることもあります。
時々は投げ出したくなったり
鬱陶しく感じる日もある子ども達との生活の日々。
でもそれも振り返ったら、
きっとキラキラと光る日に感じるのでしょう。
今まで気づかなかった実に気づいた時のように、日常は不思議さや発見で彩れていて。
パカリと切られたスモモの鮮やかな紅は、そんなことを教えてくれているようでした。
<多様な学びプロジェクトについて>
◎私たちは、学校外で学び育つ子ども達が、平日学校のある時間に立ち寄れる施設やお店にステッカーを貼っていただく活動をしています。
応援する気持ちの表明だけでもOKです。
貼ってくださるお店や施設の方からのご連絡、随時お待ちしております!
futuredesign15@gmail.com
これまでのお店・施設実例はこちら→
ロゴステッカー実例 カテゴリーの記事一覧 - FUTURE DESIGN 未来をデザインする
◎町から学ぼう、町へ学ぼう。まちに住む「好きを生きる」大人と「学校外で学ぶ子」を掛け合わせてみたら?きっと面白い学びが生まれる!
「まちの先生プロジェクト」も随時行っています。
これまでのまちの先生報告はこちら
→まちの先生活動報告 カテゴリーの記事一覧 - FUTURE DESIGN 未来をデザインする
最新情報はフェイスブックのイベントページで更新しています。
→多様な学びプロジェクト