自分で決める
今日は野外で手づくりのピザ窯で焼くピザつくりに参加してきました。
ピザ窯も、前日に実行委員の子ども達と、大学生中心の指導員で造ったもの。
ネットでつくりかたを調べて、
耐火煉瓦を発注したら届かなくて、
近くのホームセンターにみんなで買いに行ったんだそう。
経験がなくてもやるって決めたら出来るんだね!
たくさん考えたんじゃないかな。
当日参加したうちの子達も、
最初から行かないと決めた長男。
行ってみたら知らない沢山の子たちの中に入るのが嫌で、1時間半以上かけて家まで歩いて帰った二男。
はじめて会う子たちと一緒にやったピザ作りや集団遊びが楽しかった三男。
気づくといろんな人の膝に座って楽しんでいた長女と四男。
在り様はさまざまでした。
でもそれぞれの在り様は、
それでいいんだなぁと、
私は思いました。
着いたよと電話をくれた二男は、
「30分経ってもまだ膝がガクガクする」
「水分は持っていかないと、て水筒持ってたのに、中のお茶が熱くて喉が渇いた」
「あんなに歩いたのそうないよ」と、
そのときも、
私たちが帰ってからも、たくさん話してくれました。
指導員のお姉さんが半分くらい付き合ってくれて、歩きながら色々話したそうです。
「スゴイねー、よく歩いたねー」と話したけど、
9歳の彼には、きっと大冒険だったね。
彼が歩いているとき、こちらでは、
普段は学童保育の指導員をしてる人が、
「そういう知らない人が多いところが苦手な子っているよね」
「でも、そういう子も大人になって、自分の気持ちいい範囲の付き合いで、人とやっていく方法を知っていくよね」
なんて話してくれました。
いろんな在り様の子を、
そのままその子の気持ちに寄り添って受けとめてくれる仲間がいる。
そういう子育てが出来ることが幸せだなと思います。
「自分で決める」は、
思ったとおりにならなかったり、
失敗したり、
そういうときもあります。
でも、そこを良しとして動き続けたら、
自分ならではのストーリーとして残っていき、
次の何かに繋がっていく。
私はそれで良い、それが良い、と思います。
そして家に帰ってから、
それぞれの経験したことを交流していまら、
長男が
「うまそう!
行けば良かったなぁ」と。
そうやって自然と、
モチベーションや視野の拡がりが生まれることを大切にしたいです。