心と心の響き合う時間
《イコマ少年団》と題して、年齢のさまざまなな友人達が月に一度、我が家の子達をあちこちに連れて行ってくれたり、実験しに来てくれます。
先週土曜日は久しぶりに私も参加。
赤ちゃん達を夫に預けて、長女、三男、友人と、ムササビを見に高尾山へ行ってきました。
幼児の長女もいるので登山はしないで行きはリフトで、帰りはケーブルカーで。
リフト、高所恐怖症気味の私は怖くてたまらない〜💦
でも紅葉の美しさに目を奪われました。
12年弱の間に6人の子を産み、ゆっくり紅葉狩りのような観光はしてこなかった私にとっては、久しぶりの観光のような旅。
ムササビの巣がある薬王院までの散策も気持ち良く。
肝心のムササビは、日の入りから30分頃が1番見やすいらしく、観察会の人に混じって寒さをこらえてじっと待機。
親子三匹、同じ巣穴から連続で飛んでくれました!これはかなりのラッキーデイだったそう。
ナイトスコープを持ってきてくれた方も見させてくださって、巣穴からチョコンと出たムササビの顔も可愛かった^_^
帰りは日本一急勾配のケーブルカーにもギリギリ間に合って、乗って帰ることができました。
我が家の3番目4番目になる、三男、長女との時間。いつのまにか上の2人は思春期に入り母親になる私とは行動しなくなり、下の赤ちゃんたちも預けて、真ん中の2人と大切な時間を過ごすことができました。
我が家を『有機的』とよぶ友人もいれば、
子育ては10歳までであとは見守るだけだと教えてくれる友人もいて、
思春期になった上の子たちから感じるのは、本当に一瞬で貴重なこの時間。
電車の中でもしりとりや手遊びで遊び、笑い合い、その心と心の響き合う時間が、
《ムササビの滑空》と共に心に残る1日になりました。
心と心が響き合った時間。
私が子ども達に残したいのは、
お金よりも、知識よりも、知恵よりも、それら生きる術よりももっと原始的な、
子ども達が子ども時代を振り返ったときに感じられる、
そんな時間の記憶なのかもしれません。