FUTURE DESIGN 未来をデザインする

『多様な学びプロジェクト』代表ブログ/ホームスクーリング実践記録

作家の時間


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【作家の時間】

 

我が家には4人の「不登校児童生徒」がいる。昨日は小学生の子達の在籍校で個別面談だった。特に問題もなく、サラッと済んだけど、帰ってからはそれなりに疲れを感じた。

 

それはともかく、みんな低学年からの不登校、特に長女は、本人の希望でピカピカのランドセルも買って、学校に行って新しい友達をつくることも楽しみにしていたが、入学式の翌日には「今年は行かない」と決め、1週間ほど登校して、あとは毎日プレーパーク&フリースペース、学校には運動会や遠足だけ参加している。

 

上の子たちの時は基礎学力はつけなきゃとあの手この手で頑張ってきた私も、3番目からはほぼ放置、どうなるかなと見守るだけになっている。

 

 

ところがところが。

 


しばらくは自分からひらがな練習帳を開いて書いていた長女。2日前から「桃太郎」の話を自分なりにまとめた作品を書き始めた。書きながら文字のつながりを理解していく。もう寝ようと言ってもやめない。毎回1時間ほどはやっている。集中力が凄まじい。

 

それに刺激された三男も、書きかけの創作物をまた書き始めた。こちらは演劇の脚本にしたいらしい。

 

中学生になった長男は、理系から離れて、西研の『哲学のモノサシ』を読んだり、国債や中国とアメリカの貿易戦争などの時事問題をYouTubeで調べたり。


みな、勉強しようと声かけしなくなってからの方がよく学んでいる。

 

どうも体の成長と食べ物と同じように、心や頭の成長と共に、知識や技術を頭に入れることを欲するようだ。


その自然な欲求を阻害しないことの方が大切らしい。

遊びと同じような感覚で学んでいる。

 

 

そういえば二男は、学校の「自然教室」に参加して楽しく帰ってきた。帰ってきてからも色々なエピソードを楽しそうに語っていた。

 


先生から伺っても、特に問題なく馴染んでいたらしい。「生活も自律しているし、出来るという見通しがあったからじゃないか」ということだった。

 

 

不登校」ということが、明るくもなく、暗くもなく、平坦な語り口の中で育つと、こんな風に育つらしい。メモ。

 

 

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