街を学び舎に
偶然の出逢い
偶然、素敵な場所を発見。
工業デザイナーの方が仕事の傍らで見守ってくださりつつ、アドバイス下さる工作倶楽部。
中はトンカチ、ノコギリ、糸のこ、万力、材料いろいろ、電動工具もたくさん。壁一面工具と材料に溢れたパラダイスのような場所。
昨日はホームスクーラーをしている我が家の長男の話をすると、昼間も来ていいよと言っていただき、
今日は作りたいものを描いたラフスケッチを持っていった長男。
午前10時から午後3時まで、お弁当を持っていって、ずっとこもって糸のこを動かし、、、。
「完成しましたよ〜」のお電話をもらって私が行くと、
スケッチから出てきたような、雲と雨と水たまりのモビール。
「わー」雨の色のにじみ具合が、とても綺麗でした。
地域の中で見守られて
最初の頃は、話しかけられても、相手の方の出かたを試すように答えなかった長男。
恐縮する私に、「いいですよ」と何度も言って、柔らかく付き合って下さるデザイナーさん。
お仕事を聞くと、きっとその筋では有名な方なんだろうけど、近所のおじさんといった風で付き合ってくれました。
楽しくてやり続けることが得意になる
一緒にお弁当を食べながら、「昔もこういう子はいたけど、地域に仕事している大人が今よりいっぱいいて、付き合ってくれたよね。
大工の親方の手伝いしながらとかで、好きなことで、更に得意なことをその子も見つけて、じゃあもっと勉強したいなって学校に行ったりね。
好きだけじゃなくて、得意まで見つけられると勉強の意味が広がるよね。
楽しくて、ずっとやりつづけているのって得意になるんだよ。」
そんな話を私にもしてくれました。
デザインは日常の中の問題解決をずっとやってきた、という話や、
ものづくりの勘どころは実際に手を動かしてじゃないと得られない、
という話も面白かったです。
悠々とした創造的な時間
お昼で一旦私は抜けて、完成の連絡で行った時には、
長男も朝の態度とはうってかわって普通に話せるようになっていました。
地域の大人の方に見守ってもらいながら、街の学び舎からたくさんのことを学んでいる長男。
そこには悠々とした創造的な時間が流れていました。
#ホームスクーリング
#あそまなレシピ