FUTURE DESIGN 未来をデザインする

『多様な学びプロジェクト』代表ブログ/ホームスクーリング実践記録

【ロゴステッカー実例】ロゴステッカーを貼りにいく旅は、周りの人の優しさに、周りの愛に気づき直す旅だった

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「なんで早く頼みに来ないのかと思ったよ」と言われて

先日、下の4人の子と一緒に、キャンプに行きました。

そこでロゴステッカーの話をしたら、

「なんで早く頼みに来ないのかと思ったよ」と言ってくれた方がいました。

 

 

昔からの知人です。でも、知人というよりは私のとっては恩師のような、
みんなのお父さんのような、そんな存在の方です。

 

 

なんというか、、、今やっていることがどういう風になるのか分からないから、

自分からは頼みづらかったんですよね。

 でも自分から開いていくと決めて頼んだら、そんな暖かい声をかけてもらいました。

 

 

 

で、そんな優しい言葉をかけてもらって、

先日お邪魔してきました。

 

 

 

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どんな場所?

場所は、横浜市港北区

ショッピングモールがたくさん集まるセンター南駅や北駅から近いけど、

田んぼも残る田園地帯の一角にそこはあります。

 

 

 

大きなシンボルツリーの栗の木が目印のそこは、

技術はピカイチの小さな町工場が1階で、

2階は、元は小さな学童保育保育所が運営されていたおうち。

 

 

 

 

そして、保育室だったおうちの裏の園庭は、

今は地域の子ども達に月に1回開放される子育て支援の庭になっています。

 

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NPO法人くりの木  https://ja-jp.facebook.com/kurinokikodomo/

 

 

 

学校のグラウンドの何分の1しかないそこの空間には、

小ささが全く感じられない、とても豊かで心地よい空間が広がっています。

 

 

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子ども達がいつでもとって食べられるように、季節の果樹がなる木がそこここに植えられ、

子ども達がいつでもとって食べられるように、季節の野菜や苺のなる畑もある。

 

 

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木にはカブトムシやクワガタが集まり、

池にはメダカやカエルがいる。

 

 

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子ども達が幾らでも掘れる土があり、

三輪車で滑り降りたり、赤ちゃんがハイハイしたり、

虫を登らせられる小山がある。

 

 

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大人がいれば火がたけ、水場があるから料理もできる。

 

 

 

何にもないのに、

豊かな庭。

 

 

 

そこに、「学校外で学び育つ子達が気軽に立ち寄れる場所」として、

ロゴステッカーを貼らせてもらえることになりました。

※平日昼は本職があるので、いつ来ていいかはくりの木に貼られたロゴステッカーのコメント欄で確認してください。

 

 

柳沢治信さん、通称はるさん

若いときは子どもが集まる遊び場「十円塾」の活動をし、

年子の兄と作った「少年団」でも、地域の子ども達の『遊び』の活動を育ててきました。

 

子どもの『遊び』の豊かさと大切さを見る目を、私は学生時代、彼から学びました。

 

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家業の町工場を、兄と弟とともに三兄弟で継ぎ、そちらの仕事をしながら、

自宅を開放して、小さな保育室と学童保育を運営してきた人でもあります。

 

 

 

「近所で小学生がさ、ゲームしながらここ(遊具)に座ってるんだよ。

 

どうしたんだ?って聞くとさ、友達とここで待ち合わせしてるんだって」

 

笑いながら話すハルさん。

 

 

この場所が、ちゃんと子ども達から選ばれていることを、

感じさせるエピソードでした。

 

 

優しさに気づく旅

このロゴステッカーを貼らせてもらう旅は、

私にとっては、意外な旅になりました。

 

 

 

そういえば、

私はこんなに優しい人たちに囲まれていたんだ、

私はこんなに愛情がかけられていたんだ、

そんなことを思い出す旅でした。

 

 

 

はるさんのお兄ちゃんの「よっちゃん」、こと柳沢芳信さん。

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ちさとはいつ会っても赤ちゃんおんぶしてるなぁ

 

笑って言ってくれました。

 

 

 

 

子どもが不登校になっても、

いつも家に幼子がいても、

数年ぶりに会っても、こうやって協力してくれたり、

暖かい眼差しをくれる人がいる。

 

 

 

だから私は、子育てをやっていける。

 

 

このロゴステッカーをきっかけにして、

そんな暖かさに気づいてくれるお母さんが増えてくれたらいい。

 

 

地域の豊かさに子どもと親が囲まれるといい。

 

 

 

そんな風に思ってます。

 

 

はるさん、よっちゃん、ありがとうございました!