ビオトープつくり
うちの子達が普段から遊びに行く川崎市子ども夢パーク(以下、夢パーク)でビオトープ(池)をつくろうと、
12月くらいから、夢パークのあるスタッフと話し合っていた我が家の子ども達。
(※ビオトープの定義はもう少し広いんですが、ここでは子ども達が表現するビオトープ=池、の意味で使ってます)
夢を膨らませて、家でも本やネットで情報を調べまくっていたが。
ある日。
「ママ〜ビオトープ無理そう。
夢パークでは生き物を飼えないんだって。だからメダカとかが飼えない」と三男(8歳)
私「え!?でもそれは子ども運営委員会で決めたルールだから、子ども運営委員会でルール変えられると思うけど、、、。
あ、子ども運営委員会って、今無いのか。」
子どもが運営に対等に関わる子ども運営委員会は、オープン時にはあったけど、いつのまにかなくなっていた。
そうなると、大人がやっているミーティングに乗り込んでいって、提案しないといけないらしい。
それに加えて、いろんな年齢の子が集まる夢パークで飼っている生き物がイタズラされないか?という心配も、スタッフから出された。
うーん、どうしようか?
実現に向けて動いてる子ども達。
なんとかならないか。
うちの子達とスタッフ、私と話し合って、
誰も作ったことがないビオトープを提案するには、
うちの庭でまずはビオトープを作ってみよう、ということに。
子ども達がそれまでもたくさん本で調べていたので、
プラケースで簡単につくるやり方が分かった。
私からは、家で余ってるプラスチックの収納ケースを提供するとその場で約束した。
そこから、
メダカを調べまくってる二男が中心になって、穴を掘ってケースを入れ、
土を買って、土を入れて、水を張って、
渋谷に行ったついでにアクアリウムショップで、
これまた調べまくった水草を買ってきた。
隠れ家になる花器や、
ヤゴが成虫になるために必要な木をさし、
近所の小川や池から、兄妹で川エビやオタマジャクシ、ドジョウまでつかまえてきて、入れていた。
そしていよいよメダカ投入。
これまた近所にメダカの水槽をたくさん並べている家があって、
看板も何もないけど、声をかけたら売ってくれるというので、
そこから二男と三男でお小遣いを出し合って、安く20匹ほど仕入れてきた。
(土と水草代を私が出したので、
メダカ代は自分達で出すよ、と二男から言ってくれた。結構、感動。)
直射日光が当たらない柿の木の下を選んで、我が家のビオトープが完成。
えぇ、決して、プラケースを出しっぱなしにして、雨が溜まったわけではありません(^_^;)
意外にも家では二男が力を発揮し、
それでイメージがついたのか、
三男は同じようにうちからプラケースを持っていって、
秘密基地的なビオトープを作ったそう。
旦那さんの転勤で、今月いっぱいで辞めていくスタッフとつくったビオトープ。
子どもの発想にずっと寄り添って、
一緒に形になるまで付き合ってくれた。
そちらはメダカは入れられなかったけど、うまくいけばトンボ池にはなるかもしれない。
今年の4月にできた小さな小さなビオトープ2つ。
ここからどんな風に広がっていくのか。
楽しみは尽きない。