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FUTURE DESIGN 未来をデザインする

学校外で育つ子と、多様な遊び・学びの場をつなぐプロジェクト

走りながら、止まりながら、笑いながら。助けを借りながら前に進んでいく。

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1.強力な助っ人現れるーみやまえ子育て応援だん

 

木曜日、「多様な学びプロジェクト」グループメンバーの茂木さんからお声かけいただいて、川崎市宮前区の「みやまえ子育て応援だん」さんの定例会にお邪魔してきました。

miyamaekosodate.jimdo.com

 

みやまえ子育て応援だん 宮前区 子育て 支援 ステッカー 子育てに優しいお店情報 - みやまえ子育て応援だん

 

 


「みやまえ子育て応援だん」さんは東大の「チェレンジ!オープンガバナンス2016」というコンテストで2つの賞を獲った実績のあるチーム。

全国新聞にも取り上げられていたり、川崎市長に表敬訪問もされています。

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 子育てを応援するお店や施設に「みやまえ子育て応援だん」のロゴステッカーを張ってもらうことで、

街全体が子育てに優しい街になることを目指しているそうです。

 

 

はじめはステッカーでもなく、プリントアウトしたA4の紙に手書きで「ミルク用のお湯提供しますよ」「オムツ替えコーナートイレにあります」などお店や施設が出来ることを空欄に書いてもらっていたそうです。この【低コスト】で、【他の地域にも応用できるアイデア】が、東大のコンテストで「アイデア賞」と「アメリカハーバード大特別賞」の2部門受賞に繋がったそうです。

 

 

 

その定例会で、私から、

 

「学校外で育つ子たちが、平日昼間に遊んだり学びに行ける場所(児童館とか図書館とか、商店とか、賛同してもらえる教室や塾なんか)にロゴステッカーを貼ってもらって、

そういう子たちが人の目を気にして(好きでいるんじゃなく)家の中に閉じこもりきりになったり、街を浮遊して変な大人に出会うことなく、

自由に街を歩けて、緩やかであたたかい視線で見守ってもらえる居場所をたくさん創りたいんです」

 

という案を話しました。

 

 

私がここで話したのは、他にもこんなことでした。

 

 

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イメージ案の1つ。渡り鳥のイメージ。「マタニティマーク」のように、鳥の部分は身につけられるものもできるといいなーと夢想したり。

 

 

 

「ロゴ」は、今までバラバラに活動していた不登校に関わる団体(ホームスクーリングやフリースペース、オルタナティブスクール)と、

そういったことに全く関わりのない場所(児童館や図書館、科学館、お店、塾、教室、プレーパーク)が、

同じ「ロゴ」というノンバーバル(文字の介在しない)なツールで発信することに意義があると思っています。

 

 

・これまでこういった問題が「見えず」にいたものが「見える」ということ。

 

・お年寄りなど子育て世代とは違う世代や、全く興味のない人たちにも、デザインをフック(引っかかり)にしてアピールができるということ。

 

・「ロゴ」になると文字の読めない年齢の子や、外国籍の子、インターネット環境にない子であっても「ここは受け入れてもらえる場所だ」とノンバーバルでわかるということ。

 

・これまで別々に活動していた団体が一つのロゴで繋がれるということ。

 

・目に「見える」形で、「街が、社会が、あたたかく見守っている」ということが「学校外で育つ子たち」に「伝わる」こと。

 

・この活動を通して、街全体が様ざまな子を受け入れるあたたかな街づくりに繋がること。

 

 

色々な意味があると思っています。

 

 

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緊張しながら話した私からの話のあと、メンバーの皆さんからは、 

 

「とてもいい案ですね!」と、全面的に賛同してもらい、連携してもらえることになりました!!!

 

グループとして連携してもらえることで、実働としても助かるだけでなく、
最初は一地区からでも、実際に貼ってもらう実績ができることで、別の地域や地区に広がる可能性も生まれました!

 

 

 

 

2.クラウドファンディングに申し込み

 

同じく木曜日午前、ようやくまとまった時間が取れたこともあって、クラウドファンディングのReady forとcampfire に相談のメール・電話を入れました。

 

Ready forからすぐに返事の電話があり、内容的に支援される事業ではないか、ということでネクストステップの担当者をつける方向で話をされ、申し込みの手続きを一応しました。

 

 

readyfor.jp

camp-fire.jp

 

 

 

3.起業支援プロジェクトから返事が来る! 

 

翌日金曜日、「多様な学びプロジェクト」グループのメンバーから教えていただいた起業家支援サイトにダメ元で週初めに応募していたんですが、その返事が来て、ネクストステップのための資料を返信してもらいたい、ということでした!

(詳しくは下記にて)

 

 

 

4.サイト作り止まる。。。

 

同じ日の金曜日、サイトの設計の方から、仕事でもプライベートでも色々あり、とても忙しくてサイト作りができない状況にある、という連絡が来ました。

 

 

 

5.グループに相談、定例会を開こう!

 

そんなこんなの金曜日夜。

グループにこんな投稿をしました。

 

【報告と相談、募集】

こんばんは。生駒です。今日はみなさんにいくつか報告と相談があります。長くなるのですが。。。

まずは報告から。

 

 (中略)

【相談】

私としては上のような状況から、クラウドファンディングでお金を集めつつ、まずはロゴを作る。

→最初はロゴをプリントアウトした紙ベースでいいので、お店や児童館などに、まずは川崎市宮前区中心で貼ってもらって実績を作る。
→サイト作りはお金の集まり具合や設計の方の復帰具合に合わせて徐々に進めていく。
→お金が集まったらロゴもステッカーにしていく。
→起業支援団体の力も借りていく。
→サイト完成、運営。 

といった手順がいいのではないかと思うんですが、どうでしょうか?

 

色々考えたんですが、ビジネスとして採算を得るのは後回しにして、まずは出来ること、やりたいことから始めてみたいなと思っています。

 

(中略)

 

【募集】
子育て中の私1人で考えているのは限界もあって、そういったことも含めて6月にまた集まりをもたせていただきたいのですが、いかがでしょうか?

我が家の第1希望は前回と同じく平日昼ですが、
土日でも、インターネット会議で平日夜22時からとかでも大丈夫です。

参加するよ!!!と言っていただける方がいらっしゃいましたら、1人でも開きたいと思っています!!
コメント欄に希望の時間帯や日にちを含めて書いていただけると嬉しいです!!

行けないよ!という方も、ここについては手伝える、、、というのがあれば、助かります!!

 

 

そしたら、場所を提供してくれる人、ロゴ作りを手伝おうかと言ってくれる人、

ミーティングに参加してくれる人、色々な人が手を挙げてくれました。

 

 

画面を通して伝わって来る相手の方の想い。

 

この活動を始めてから、何度も感じる、胸にこみあげて来る感情。

普段はあまり感情を表に出すことがなく、「落ち着いてるね」と言われることの多い私ですが、これだけの人が関わり、想いを賭けてくれるくれることに、心が打たれます。

 

止まるところもあれば進むところもあり、

でも必ず作る、と決めていればその過程も砂場遊びのようなものかもしれません。

 

futuredesign15.hatenablog.com

 

 また、渦の真ん中にいるとなかなか見えないのだけれど、ふと振り返ってみると、様ざまな人の助けを借りながら、やはり前に進んでいるのだろうなーと感じています。

(周りから言われるほどには自分ではよくわからずにいます。)

 

6月のミーティングの日程は、決まったらこちらでも報告します!

 

 

以下、起業支援プロジェクトチームからの返信。

こんにちは。××法人×××プロジェクトチームの○と申します。
この度は××× 5期にプレエントリーいただき、ありがとうございます。
連絡が遅くなってしまい、大変失礼致しました。
こちらに届いておりますので、ご安心ください。

プレエントリー内容を拝見し、大変意義深いお取組みで、興味深く読ませていただきました。
そこで、より詳しくお考えを知りたいと思っておりますので、現時点での事業仮説について、
下記の資料を拝見させていただけますでしょうか?
その後、ネクストステップを案内させていただきます。

●●●
■提出いただきたい資料内容

【 形式 】スライド10枚以下であること。
     ファイル形式:PowerPoint(pptx)またはPDF
     ※最終的に○○○氏をはじめ、選考に関わる皆様にお見せします。
      そのため、事業紹介プレゼンとして使用できるものを提出ください。
      文字が多い資料などは、適切ではありません。

【 内容 】以下の10点について簡潔に教えてください。
     決まっていないという場合も、現時点での仮説を記述ください。

     ①事業概要   (×××を通じて具現化したい新規事業の内容を一言で言うと?
              ※既存事業がある方も、5期に応募する新規事業についての内容をお聞かせ下さい。)
     ②ビジョン   (アナタがその事業を通じて最終的に実現したい社会の状態。規模と質がわかるように)
     ③プロブレム  (この事業が解決するのは、誰のどんな困りごとか?)
     ④ソリューション(ビジョンの実現にむけて、自社が行う製品やサービスの内容)
     ⑤革新性    (今までのものと比べて自社の製品やサービスが革新的だと言えるのはなぜか?)
     ⑥社会性    (この事業を広く社会的全体が応援すべき理由は?)
     ⑦チーム    (コアメンバー3名までの役割・簡単な経歴や専門性、現状の所属)
     ⑧突破すべき壁 (ビジョンを実現するために事業として、現状突破すべき壁は何ですか?)
     ⑨応募理由   (なぜ×××プログラムに参加したいと考えていますか?)
     ⑩その他、アピールポイント(自由記述)

【 期限 】とくになし。頂いた方から順次つぎのステップをご案内します。
     ただし、5期プログラムでは8組の程度の採択を検討しており、
     採択対象者には順次内定を出してまいります。
     採択対象者が集まりましたら、5期募集は予告なく終了します。
ーーー

■ブラッシュアップについて
いただいた資料は、応募期間中は必要に応じて
○○○さんをはじめとして×××の選考に関わる皆さまに伝わるか?
などの観点からフィードバックをさせていただき、
何度もブラッシュアップをし、再提出いただくことが可能です。

あくまでも、私たちの目的は社会的な事業に挑む方々を増やすこと、
また、その事業のインパクトを最大化することです。

そのため、いただいた資料は、まずは×××プログラムの
一次選考資料としても拝見させて頂きますが、この資料を書くことを通じても、
みなさんの事業内容が、さらに磨かれることも狙いとしております。

そのうえで、いただいた事業の内容や段階などの状態にあわせて、
×××以外の○○あるいは他団体が行っている事業成長・起業支援プログラムへの
ご案内なども柔軟に差し上げる予定です。

いづれにせよ、私どもとのご縁がみなさまにとって意義ある一歩となることを願っております。
ご不明な点があれば、気軽にお問い合わせ下さい。

 

 

この道を、楽しもう。

 

砂場的試行錯誤の大切さ

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砂場的試行錯誤の大切さ

ブログを書こう書こうと思いながら、なかなかまとまりのある時間が取れなかったゴールデンウィーク半ば。4日はいつものプレーパークに私ひとりで子ども達5人を連れて、3日は友人家族に会いに大磯の海へ。

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その数日間、感じていたのは、【砂場的な試行錯誤】の大切さです。

 

やったことのないこと、正解のない場所へ挑戦し続ける力は、

「作っては壊す」砂場的な体験なんじゃないかと。

 

出来なくも道具を現地に持っていく

3日に行った海、二男は釣りがしたいと釣り道具を持ってきました。

 

我が家は夫も私も釣りの経験がなく、教えることが出来ません。


それでも二男が自ら持ってきた(昔、私の妹からプレゼントしてもらったもの)釣り道具を見るとそのままにすることが出来ず、

まずは堤防で釣りをしているおじさん達に声をかけて、持ってきた釣り道具を全部見せて、

これは使えるのか、餌はどこで買ったらいいのか聞いてみることにしました。

 

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幸い親切なおじさん達に釣り道具屋さんの場所を教えてもらい、無事に必要な餌や道具を買って戻り、

次にまた別のおじさんに声をかけて糸の付け方から、竿の投げ方、餌の付け方、全て教えてもらって、なんとか釣りをすることが出来ました。

 

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残念ながら風が強くて寒い日だったのと、持ってきた竿が短すぎたようで、魚を釣り上げることは出来ませんでしたが、「また行こう!」と次男は意気消沈することなく、楽しめたそうです。

 

自分が思っていた以上に周りのおじさま方が教えてくれたことが経験になって、進んだ感じがしたそうです。

 

次男がもし、

「釣りを知らないし、餌もどこで売ってるかわからないし」

「自分が知っている人に頼んでいつか教えてもらおう」

と思っていたら、いつまでも釣りは出来なかったと思います。

 

出来なくても道具を持ってきちゃう。

出来なくても「やる」と決めたら必要なのは道具だから。

それが最強なんだなぁと思いました。

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 作っては壊す体験

その翌日のプレーパーク。

兄弟で時間をかけてダムを作って、最後に決壊させて遊んでました。

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最後に壊すんだったら意味ないじゃないかと思われがちだけど、この【作って壊す】ことが楽しいんですよね。

 

 

「何かを作りたい(釣り上げたい)と思い、その対象・世界に対して主体的に動き、試行錯誤する。」

「予想のつかないことが起きても、それも含めて楽しむ。」

 

 

その対象が釣りでも、泥遊びでも変わらなくて、それ自体が、【世界と自分をどう結びつけるか】の学びになっているように思います。

 

 

今、道なき道を歩いている私にとっても彼らの姿は励みになり、

たとえ上手くいかないことがあっても、止まってしまうときも、廻り道に感じるときも、この「砂場遊び」の楽しみの1過程なんだなと気づかされます。

 

彼らはそんなことを考えているわけでもなく、ただ遊んでいるだけなんですけど(笑)。

 

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オブジェのような長女のズボン。 

試行錯誤には、泥汚れの洗濯物もついてくるのじゃ。

 

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YAーーー!

 

カラダ感覚の信頼感ー弥生さんとヨッピーさんのお話会

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今日は『見てる知ってる考えてる』の中島芭旺くんのお母さん、弥生さんと、

「ヨッピー」こと吉田晶子さんのお話会に行ってきました。

 

 

40分くらい遅刻して行っちゃったので最初はどうだったのかわからないけど、

会場の質問に答える形で進んでいました。

 

 

 

 

印象に残った言葉(私の意訳入ってます)

 

●お母さんの「ねばならない」がなくなるとハッピーになる。

子どものやってることに、「おー!」「わー!」「いー!」ばっかりになる。

 

●子どもがゲームばかりしていても、自分が面白いことをやっていたら相手を許せる。

 

●常識への挑戦は組織でやるのは大変だけど、個人だとカンタン。

1人1人が面白いことをやってるとフォロワーがついたりね。

 

●大切にしてきたことーーー子どもの邪魔をしないこと、勝手に幸せになること。

 

●教えようとしない。今の子達はデジタルネイティブ。最先端に触れられる。

私たちが何か教えようとしたら、スマホ使える子に公衆電話の使い方を教えるようなもの。

 

●後ろ指さされるときは、自分が自分に後ろ指さしてるとき。自分が自分と離れてることを、他人が教えてくれる。

 

●親のようになりたくないと思ってた。でもそうこだわっている時はまだ囚われていた。親のような育て方をしてもいい、自分に許可したらそこに囚われなくなった。

 

●子どもに捨てられる親になりたい。

 

●自分が我慢して嫌なことやってると、頑張っていないように見える人がずるく見える。

でも自分がやりたいことをやってる人ばかりになると誰もずるじゃなくなる。

 

●得意な人に任せたら良い。早めに降参すること。

 

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それらを聞いて思ったこと。

お二人は教えないと言っていたけど、子ども達は多分2人の生き様から学んでることはあると思う。

どういう風に、人と、社会と付き合ってるのか、自分で自分を幸せにする方法、などなど。

 

実際に話しても、2人はとてもフランクでオープン。

自分と他人を同じように大切にしているし、笑顔が素敵で、スッと背筋が伸びている。

このひとたちは自分と仲良しなんだなー、と思いました。

 

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私、不覚にもスッピン。。。弥生さんとも写真撮ってもらいましたが、近すぎて公開できなかった(恥)

さくらんぼ学園のしーもんさんともみんなで一緒に^_^

 

 

ヨッピーさん、実際に会うまではちょっと怖いイメージがありましたが、

全然そんなことない。じーーーっと会場のお母さん達の話を聴いている姿が印象的でした。

 

 

ヨッピーさんのお子さんのまりんさんは「自分のお母さんがお母さんでよかった」と言っていました。

自分の子にそう言ってもらえたら幸せだなーーーー。

 

 

弥生さんと話したとき、「あ!もしかして子どもと料理で学びをやってるお母さん?

(facebookで見て)楽しそうでいいなーって思ってたのよー」と言ってもらえて、

あ!楽しさが伝わってるーって、嬉しかったです♪

以前弥生さんが以前にシェアしてくれた私の記事→

 

 

 

あと印象的だったのは、とても自由な2人だけど、意外にも親御さんの子育てがそうだったわけではなかったこと。

2人ともサラッと話されていたけど、それだけ自分の違和感や内側の声に気づいて手動でシフトしてきたんじゃないかな?と。

自由。でもそれは我儘な自由さではなく、真摯さ。

自分への真摯さが生み出した自由。

 

 

 

それと、子どもへの信頼を『カラダ感覚』でもってる。

ヨッピーさんが、子どもは自分が飛べない高さからは飛ばない、という話をしていて、

 

あーーーーわかるーーー。

 

と。

 

 

うちの子達を見ていても、自分から飛ぶと決めた子は、すごい高いところから飛んでも怪我をしない。

この『カラダ感覚』の信頼を、他の場所でも応用しているんだ、と。

子どもを子ども扱いしない、馬鹿にしない、それが一貫しているな、と。

 

 

そんなこんなのお話会でした。

実際に会って話せたのがとっても良かったです。

 

 

 

 

物語はもう始まった

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物語はもう始まった

 

しばらくブログをサボっていたので(^_^;)、こちらの日にちを遡って報告していこうと思います!

 

 

4月26日(水)のフェイスブック投稿より。

今日は、【学校外の多様な学びや生活、遊びの場を紹介する情報サイト、その他】について話し合った、第1回目でした。

 

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オンラインの参加もあり、近未来的なミーティング。

 

まずは私たちのやりたいことを話して、参加された方から鋭いツッコミをもらって、また考えて話して、、、すごーく濃くて私も全てが理解できたとは言えなかったけれど、このやりとり自体が有機的でいいな!と思いました。

 

色々聞いた中で、参加された田原さんの「物語はもう始まった」という言葉が印象的でした。

 

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Facebookのグループも作りました。ぜひ仲間に入りたい!ーこの物語を読み続けたい、いえ作り手の1人になりたいーという方は、メッセージかコメントいただけたら嬉しいです😃

 

 

1週間ほど前と近い呼びかけだったにも関わらず、すぐに定員に達して、大人7名、子ども3名の参加でした!

 

上にも書いたとおりで、私がやりたいことを話して、メンバーからの鋭いツッコミがあって、サイトの形についても色々な意見をもらいました。

 

 

 

その時に「どうしてこういうのを作りたいと思ったんですか?」という質問に対して、私が話したのは、

 

 

・悪いことをしているわけではないのに、「学校に行っていない」というだけで周りの人から色々言われたり、肩身の狭い思いをしたり、母親の私もコミュニティから外れたような孤独感を味わった。それが長男にも一時期、悪い影響になったと思う。

 

「悪いことをしてるわけじゃないのに、どうしてこんなに肩身の狭い思いをしないといけないの?」という疑問が、出発点だった。

 

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・その当時インターネットを見ても、「ホームスクーラー」のオープンな情報が得られなかった。メンバーサイトだったり、有料だったり。「閉ざされた」イメージを感じた。またはとても田舎で「自分とは違いすぎる」と思ったり。

 

こういう生き方を選んだ子と、その親が、「大丈夫なんだー」って「安心感」がもてるようなサイトがつくりたい。

 

 

・「不登校」というとネガティブな情報が先行しているけれど、子どもが家にいるというのは、裏を返せば「時間を忘れてじっくり何かに打ち込める時間がある」「親子での時間をゆっくり取れる」「色々なところに行ける」という良い面だってたくさんある。

 

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そういう【ポジティブな面】が目に見える形で発信できたらいいと思ってる。

 

 

・具体的には、

 

地域とやりたいことを検索して、「今日はどこに行こうかな?誰と会えるかな?」って探せるページと、

 

家でじっくり何かを取り組めるためのページ、

 

「学校」っていうオンロードから外れた、オフロードで生きる子ども達に向けた、同じくオフロードを歩いてきて、今しっかり社会の中で力を発揮している大人からのメッセージ、のページ、

 

3つを作りたいと思ってる。

 

親子それぞれの交流の場、コミュニティの場もいずれは作れたらいい。

 

同じように学校外で育つおうちの様子が見えることで、「大丈夫なんだ」「一人じゃないんだ」と思ってもらえたらいい。

 

 

ここが入り口で、いろんなところに広がっていくイメージ。

 

閉ざされているんじゃなくて、無限に広がりを感じるサイトが作りたい。

 

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参加された方からは、

 

・学校に行ってないというのはマイノリティだけど、その地域や学校の中ではマイノリティなだけで、世界を広げると実はいっぱいいる。その「実はいっぱいいた」人が集まることで「何かが生まれる」。

 

・「学校不信」だったり、怒りを持っていたり、ネガティブな人もいる。SNSのようなコミュニティ作りは急がず、時間をかけてやったほうがいい。

 

・対話力をつけていくこと。その人の背景を感じて、フラットに対話していくこと。

 

・同じように子どもが不登校になって、まずは病院を紹介されるとか、そんな話で親子ともに落ち込む時期があった。母親が安心できる場が必要。

 

などの意見が出ました。

 

 

なんというか、、、素敵な人ばかりで、私自身が、みなさんと実際にお会いできたことがとても大きな力になりました。フェイスブックの呼びかけをきっかけにして、実際に集まってくださった人がいたこと自体も、とても感動してしまいました。

 

まずはフェイスブックグループを作って繋がりをつくることからはじめていこう、ということで、この日参加してくださったメンバーを主体にしたフェイスブックグループも作りました^^。

 参加してくださった皆様方、どうもありがとうございましたーーー!

 

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暖かさと笑いに包まれた2時間半

 

同じ週、4月28日(金)。

こちらもフェイスブックの投稿より。

今日はクラウドファンディングに成功して、親子のコミュニケーション&コーチングカード『ピットインカード』を作った子どもコーチングクラブ主催、原潤一郎さん(https://readyfor.jp/projects/pit-in/announcements/50502)と、妄想すごろくで夢を実現!『日経ウーマン』にも載った原麻衣子さん(https://mousou-sugoroku.amebaownd.com/)ご夫婦からたくさん話を聞いてきました!

 

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潤さんからはクラウドファンディングに挑戦するまでの裏話やどんなことをやってきたか、麻衣子さんからは妄想すごろくでご自身の出版までの夢をサポートしている方法。

 

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どちらも本物は初めて見る私👀
「おおーこれはいいですねー」
実際に「想い」を実現された方に直接会って話を聞けたことにも感動したけど、本物が持つ質感とか色合いにも感動してしまって、ちょっと涙ぐんでしまう私。(ピットインカードは思ったより大きくて厚みもあって、色々なこだわりが満載。妄想すごろくは開いたときの彩りがきれい)人の想いが人を動かす力の大きさを感じました

 

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せっかく夫婦揃ってなので、馴れ初めや、相手のどんな時、どんなところにピンときたか?なんて話も聞いてきて(おばちゃんや😅)。それくらいお互いに尊敬し合っている仲良しご夫婦でした。

 

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私の投稿が元で声をかけてくださって、色々アドバイスしてもらったり、私がノートを見せながら「こんなサイトにしたくて、、、こういうのがあったらいいと思ってるんです」と話したら、「実現したら本当にいいですね!楽しみにしてます!」とたくさん応援して頂きました。ありがとうございます😊!!

色々な方に会いながら、一歩ずつ進んでいこうと思います。

お二人と会った後はその足で学校へ行って明日の運動会の設営準備、これからお弁当買い出しです🍙🍱!
明日は晴れますように〜

 

私の投稿をきっかけに麻衣子さんから声をかけていただいて実現したこの会合。

 

クラウドファンディングに成功した潤さんからは、成功までの道のりを色々聞かせていただきました。「実際に実現した人に会う」というのは本当に力強かったです。

 

引き合わせてくださった麻衣子さんからは妄想すごろくについても伺って、夢の引き寄せスペシャルコース!のようなお得な2時間半。

明るいお2人のおかげで、暖かさと笑いに包まれた2時間半でした。

潤さん、麻衣子さん、ありがとうございました!

 

 

報告はまだまだ続くのですが、長くなったので、一旦ここまでで、

別の記事で続きます!

 

いちごジャム作り

学校外で育つ子のためのサイト作りのグループメンバーから、

我が家が日々やっているホームスクーリングをもっと書いてみたら?とアドバイスをもらったので、これは一昨日と昨日の話を。

 

 

イチゴジャム作り♪♪♪

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夫が生協で買ってくれていた小粒イチゴ。

これをジャムにしまーす。

 

ゴールデンウィーク中は散々外に遊びに出ていたから、日曜の夕ご飯の後。

たまたま「何やってるの〜〜?」とやって来た三男と(後から長女も)作りました。

 

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鍋いっぱいのイチゴ!つまみ食いもされていたから正確な数量がわからないけど、3パックくらい使ったかも。

 

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三男に砂糖を計ってもらいました。

 イチゴを計り忘れたから、砂糖だけ計るのはあんまり意味はないんですが(笑)、

「計る」は算数の勉強を兼ねて。

(本当はイチゴの総量の30〜50パーセントの砂糖を入れるようです。)

 

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砂糖を手でまぶして、1時間以上おいて、イチゴから水分が出るのを待ちまーす。

(ちなみに『浸透圧』で理科にも繋がりまーす)

この日は1時間以上経つと就寝時間にかぶってしまうので、翌朝に続きはやることに〜〜。

 

 

朝!早く起きて来た三男と鍋に火をつけてイチゴを煮ます!

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イチゴから出た水分だけで煮ていきます。

途中、レモン汁が無かったので、家にあったグレープフルーツを入れてみました。

(ちょっと苦くなった気がしたけど、ま、大丈夫、大丈夫(ホントか⁉︎))

 

 

甘い匂いが美味しそー。

 

朝ご飯を食べている間も、とろ火でずっと煮続けて。

 

煮続けて。

 

煮続けて。

 

煮続けて。。。。。

 

 

 

 

そろそろかなぁという頃に長女の幼稚園の送りになりました。

 

「ジャム焦がさないようにみといてね〜〜!」と仕事が遅番で家にいた夫に声をかけて出たら、、、。

 

帰ってきたら、、、、。

 

まさかの、

 

「焦げてるじゃないかー!!!」

 

ショックで出来上がりの写真を撮り忘れました(^^;;。

 

 

 

出来上がりは、、、「ほろ苦い」青春の味がしました(笑)。

 

でも、子ども達は家にある買ったイチゴジャムと食べ比べて、

「こっちも美味しい」と言ってくれました(^_^)。

 

来年リベンジするぞー!

 イチゴジャム作りでした。

 

楽しさは子どもの主食です。

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楽しさは子どもの主食です

 

 元小学校教諭だった故秋田大三郎先生の著書『楽しさは子どもの主食です』を読んだのはいつの頃だったでしょうか?たしか学生時代だった気がします。内容は一切覚えていないのに(大三郎先生ごめんなさい。。。)このタイトルだけが鮮明でした。

 

先週(この記事を書いたのが4月の半ば頃なのでその頃のことです)、真ん中の子ども達が学校から帰ってきてから、いつも行くプレーパークへ行きました。

 

行く途中の公園が見事な土手すべりスポットで、都合よく段ボールも落ちていて(多分前に来た子達が次もやろうと置いて行ってくれたんだと思います)、ひたすら滑りまくってからプレーパークに行きました。

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プレーパークでは木工日和。長男はコップ、三男は盾を作りあげていました。

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さて、土手すべりをしている子ども達の姿をみながら、私の頭の中では何度もこの『楽しさは子どもの主食です』がリフレインしていました。

 

 

本当だ。子どもの主食は楽しいことだ!

 

子ども達の笑い声や笑い顔から楽しさがこっちまで溢れてきました。

 

 

二男の悩み

 

先週から、我が家の二男が、学校を早退けしたり、休む日が出てきました。

 

 

朝になると「今日は行く」と言って二男は自分で学校に向かいます。でも着くと「やっぱり帰りたい」と言って帰ってくる時がありました。または、前日の夜に「明日は朝から行く」と言い、朝になると「やっぱり3時間目からにする」と言い、その時間になると「やっぱり給食からにする」と言う。そんな日もありました。

 

 

長男は「行かない」と決めて家にいる。

三男は「楽しい」と言って学校に行く。

 

 

その二人の有り様は明確で、私も長男には「これ面白そうだよ」と動画や本を勧めたり、一緒に自然の多い場所に出かけたりするし、三男とは、朝学校まで付き添っていきながらお喋りしたり、帰ってきてから絵本を読んだりどこかに出かけたりと付き合います。

 

 

 

でも二男が学校に行きたいのか、行きたくないのか、「本当はどうしたいのか」が私にはよく分からないまま、先週半ばまでが過ぎていきました。

 

「どうしたいの?」と聞いても、「あのね、本当は学校に行きたいの。でも、行くと楽しくないの。学校は楽しくないの」と二男は言いました。行きたい。でも楽しくない。

 

楽しくない場所って行きたい場所???

 

 

 

再び、「楽しさは子どもの主食です」が私の頭の中をリフレインしました。

私は、二男が毎日学校に行けたらいいとは思っていません。ただ、毎日楽しく暮らして欲しいと思っています。幸せな気持ちで日々を過ごして欲しいと願っています。

 

 

プレーパークから帰ってきてから、私は二男に言いました。

 

 

あのね、ママは子ども達みんなが幸せな人生を送って欲しいなぁって思ってるの。それだけがママの希望なの。だから、ママがどう思うかとか、パパがどう思うかとか、先生がどう思うかとか、考えなくていいから、二男君が本当にしたいことを言ってくれていいんだよ。

 

本当にしたいことを言ってくれたら、じゃあこんなサポートができるなって考えられるけど、本当はどうしたいのかが分からないと、どういうサポートをしたらいいのか、ママも分からなくなっちゃうし、1日に何度も予定を変えられると、正直言って、、、困る。」

 

翌朝金曜日、二男は学校を休むと言いました。(ついでに三男も休んだ。)翌週月曜日は二男は自分から学校に行ったけど、「帰りたいと言っています」と学校から連絡があって、お迎えに行きました。その翌日の火曜日(今日)も。

 

「どうだった?」と聞くと「まあまあだね」という返事だったから、やっぱり「行きたい」気持ちもあるし、でも「長くいるほどに行きたくない」んだなーという感じでした。

 

 

学校は行かないといけないところではない。

学校は行けば、友達だったり給食だったりいい部分も色々あるところだけど、行かないといけないところではありません。高校まで学校に行かないで大学に行った子もいれば、就職してる子もいます。大人の目を気にしてどっちがいいのかはっきり言えないよりも、自分で決めた人生を(たとえ後から後悔することがあったとしても)生きていって欲しいんだよなーと私は思っています。

 

そして、ここまでの先週から今週のやりとりを書いてみて思ったのは、私が、子ども達の人生をコントロールしたいという欲を抑えると、子ども達は逆にしっかりして自分のやりたいことを言い出すようになるんだな、ということでした。

 

でも、コントロールしない、って言うよりもやる方はずっと難しいです。

 

母親である私自身も、周りの目を気にして自分のやりたいことを抑えたり、自分のやりたいことがなんなのか分からなくなることが、しょっちゅうあるからです。

 

そんなとき、子ども達と遊んだり、一緒に外の空気を吸ってボーッとしたり、野外でコーヒー片手に黙々と本を読んだりすると、

「あーこういう時間が私にとってはいちばんの幸せなんだなー」という感情がひたひたと湧いてきます。

 

この「怖れのない」、ただ「幸せだなー」という感情を繋いでいった先に、

今、私のやりたいことが続いていっているのだと思います。

 

 

怖れがあるとき、人は周りにも怖れのある言葉を発します。

自分の中に愛があるとき、人は周りにも愛のある言葉を言えます。

 

 

「楽しさは子どもの主食です」

 

楽しさは、大人にとっても主食だなーと感じるこの頃です。

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モバイルボヘミアンスクーラーという生き方

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新緑。この数日間、いい天気で、ずっと野外にいます。

 

土曜日は近所の森林公園へ。入り口入って左手の山頂まで続く長い階段を、長男が重いベビーカーをエッサエッサと、まるでチベットのガイドさんのように担いで登ってくれました。着いた先は木陰のある広場。昼食を食べた後は、そこにあった木の棒で子ども達はチャンバラをしたり、鬼ごっこをしたり。その後お散歩がてらゆっくり園内を回って、山のふもとに降りてからは、池で子ども達はタニシを捕まえたり、水遊びをしたり、ザリガニやカメを釣っている他の子達を見て楽しんでいました。

 

 

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日曜日は地域のボランティアサークルで、ボランティアの大学生のお兄さんお姉さん達と午前中プラ板工作をして、午後は公園で鬼ごっこをしていました。

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月曜日(昨日)の午前中は、いつも家にいる長男(10歳)と、1度学校に行ったけど早めに帰ってきた二男(8歳)と、土曜日に行ったのと同じ森林公園へ。たまたま小学生の子達がフィールドワークをしていたので、「何してるの〜?」とこちらから声をかけて教えてもらいました(こういう風に行った先で会った人とコミュニケーションを取るのが私は好き^^。)

今日は隣の市の小学校組と幼稚園組が帰ってきてから、ログハウスと隣接の公園へ。

 

そんな数日、このところ考えていることをいくつか。 

f:id:futuredesign15:20170418060643j:plainモバイルボヘミアンスクーラーという生き方

そんな数日でしたが、土曜の朝に届いて、早速森林公園で読んだ新刊、『モバイルボヘンミアン』から色々刺激を受けました。
テクノロジーの進化が「どこに行っても働ける」を支えてくれている、という実践者2人の話。

モバイルボヘミアン 旅するように働き、生きるには

普段、<ホームスクーラー>というよりは<アウトドアスクーラー>の我が家にとって、この話はとても興味深く、面白かったです。

 

例えば野外で植物を見たり、生き物を捕まえたら、モバイルがあればすぐにインターネットでこれが何かを調べたり、関連する動画を観ることが出来ます。写真を撮って「採集」することも、「記録」することも可能。そこから物理学や地学、化学に繋げることもできるし、歴史や地理に繋げることもできます。別の方向では、絵を描いたり、文章にまとめたりすることもできます。

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野外の面白さ

そもそも、モバイルを使うかどうか以前に、特にこれを今日は学ぶ、と決めて外に出なくても、屋内よりも野外の方が、子どもにとっての刺激が多く、学びの広がりが持てるという実感が私にはあります。

 

過去には、子ども達と、この森林公園内にある「古代植物園」で、古代の人が使っていた植物を見にいったことをきっかけに、そこから古墳をめぐるフィールドワーク、市民館で土器を見る、土器を作る、火を起こす、勾玉作り、、、と発展して行ったことがありました。


また小1の時に「石」にはまっていた長男は、そこから「地震」や「地層」にも関心を広げていっていましたが、その当時も自主保育で下の兄弟達と野外で育てていたので、雨上がりのある日は、公園に出来た大きな水たまりを太平洋に見立てて、どこから津波が起きたらどうなるのか、という実験をずっと繰り返していました。また「風」の強い日は、ビニール袋を小さな車に取り付けて、ビニール袋の数を増やしたら車の動きがどう変わるのか、という実験をこれまたずっと繰り返している日もありました。自然は土も、水も、風も、植物も、みんなそこにあるので、実際の具体物を使って学ぶことが容易です。そして同じ場所でも天候や季節によって「いつも一緒ではない」ということが、子どもの「想像力」と「創造力」、どちらも掻き立ててくれます。

  

疑問→ネット→実地→ネットの循環で学びが深まっていく

 我が家の長男は「読み書きが苦手」な特性があるので、本だけでなく、動画で学ぶことも多いのですが、NHK for SchoolYouTube、サイエンスチャンネル、NHKオンデマンドなど、幾つかを自分で使い分けているようです。有料になりますが、tanQfamilyというオンラインの通信教育もうちでは利用しています。過去の動画も観れるだけでなく、オンライン上のコミュニティーがあるのが、ただ観るだけとは違う良さがありました。

 

我が家の場合は何かに疑問を持つ→ネットで調べてみる→野外や家庭での実験→また調べたりまとめる、という循環で、IT機器が学びを深める道具の一つになっています。

 

学校でのICT利用による読み書き支援: 合理的配慮のための具体的な実践 (ハンディシリーズ 発達障害支援・特別支援教育ナビ)

 

教科的な学びもモバイルが支える

さて、こうした探究的ではなく、教科的な学びも、NHK for School、カーンアカデミーe-bordのような「無料で」視聴できるコンテンツがここ数年で充実しています。これまでは英語圏のものは使えないイメージがあったのですが、グーグル翻訳機能が劇的にバージョンアップしているので、これから数年後には言語の習得に関係なく視聴を楽しめる予感があります。

  

欧米だと、前述したカーンアカデミーのようなオンライン視聴教材を使って自宅で学び、学校ではそれを元に討論したり、わからなかった部分を教師に聞く『反転授業』形式が増えてきているようなので、家庭でこういったものを使うことは充分理に叶っていると言えます。

 

NHK for School

・カーンアカデミー Khan Academy | Free Online Courses, Lessons & Practice 

・カーンアカデミー日本語版 https://ja.khanacademy.org

マイボード | eboard [いーぼーど]

 
学校の機能を分割して考える

しかしこういったことを書くと必ず出てくるのは「学校は勉強だけの場所ではない」理論です。長男が学校に行かなくなって悩んだ時、私も同じくこの理論(?)で悩みました。

 

そこで、学校の各機能は、それぞれ小分けにすれば代替可能なんじゃないか?という仮説を立ててみました。

 

その当時、私が考えた<学校の機能>はこの4つ。

①知的な学び

②友人関係、人との交流

③帰属感

規範意識、道徳観 

 

①の知的な学びが家で出来、③や④の基本は家とした場合、②をどこで得たらいいのでしょうか?

 

我が家の場合は、月に1、2回行っている地域活動がそれに当たりました。

 

もともと我が家が入っていた地域活動のメンバーが少なかったので、自主保育時代の幼馴染を誘って入ってもらい、異年齢の子達が地域で遊ぶ『第3の居場所ーサードプレイス』を作りました。口コミでどんどん広がり、今は常時6〜8世帯、30人弱の子ども達が集まります。小学校もそれぞれバラバラですが、関係も徐々に深まって、お互いの名前を呼びあえるようになってきました。

 

私が作りたいと思っているサイトの原案も、これらの活動からきています。

 

今、「学校」という『第2の居場所ーセカンドプレイス』を行かないと選択すると、自動的に子どもに残されるのは「家庭」という『第1の居場所ーファーストプレイス』しかありません。

 

子どもが学校に行かないと決めても、すぐに転校という選択肢もなかなか持てないものですし、金銭面や通学面の問題も絡みます。けれどいざ学校に行かないとなると、「友達と付き合ったり遊ぶ」機会も減ってしまいます。

 

そこでその機能はサードプレイスで得ることにして、オンラインにせよオフラインにせよ、「人との交流」にサードプレイスの目的を絞ると、選択肢は無数に広がります。地域活動しかり、習い事しかり、塾しかり、オンラインしかり。それらとホームスクーラー(不登校生)が出会う場を、オンライン上で作りたいというのが、私の一つの夢です。

 

学校という「箱」から「プロジェクト共有型」へ

これは感覚的にですが、多分これから先、学校という箱は無くなっていくと私は思っています。大人の世界でも、前述の『モバイルボヘミアン』によると、在宅ワークやフリーアドレス制、シェアオフィスのような働き方が増えてきて、決まった時間に会社に行くこと常識ではなくなっているといいます。

 

学校もこうした大人社会の変化を受けて、「箱」に集うというよりは、ある程度モバイルやパソコンで学びは補完して、「人に会う」や「プロジェクトを一緒にしていく」ための学校に、形を変えていくのはないでしょうか。登校時間も各々になって、日によって家にいる日も出てくる。屋内だけでなく、野外にも積極的に出ていく。そういうのが「スタンダード」になっていくように思います。

 

futuredesign15.hatenablog.com

 

子どもが学校に行かないと言った時、そこに悲観するのではなく、もしかしたら最先端の生き方だといっそ開き直ってしまい、「学校に馴染めない」をひとつの能力と考えて別の育ちを提案する。その一つは、「モバイルボヘミアンスクーラー」という生き方かもしれないと、思うのです。

 

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