FUTURE DESIGN 未来をデザインする

学校外で育つ子と、多様な遊び・学びの場をつなぐ「多様な学びプロジェクト」のブログ

オンライン授業の感想

先週始まったオンライン授業、
スタッフは、フィンランドアメリカ、マレーシア、東日本、西日本と様々な場所から繋がっていますが、
スタッフだけでなく、子どもたちも様々な地域からアクセスしてくれました。

そして、なんと、地域だけでなく、自宅やフリースクール、ファミレスからも!

ノマドスクーラーといっていいような学び方に、私もワクワクしました。

保護者の方からいただいた感想を紹介しますね!

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昨日は「多様な学びプロジェクト」の『水をテーマにSDGsを学ぼう』第1回ありがとうございました!

昨日は私は仕事があり、父親がフォローさせていただきました。
仕事から帰ったら、息子がイキイキと海外にいる子とも話した!と教えてくれました。
年頃なので、内容などは一切見せてくれませんが、父親からは「大笑いする声が2階まで聞こえてきたよ」と聞きました。
また次からも楽しみにしております。

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『水をテーマにSDGsを学ぼう』でお世話になっている○○の母です

長男がガストで参加した為途中wifiがきれてご迷惑をおかけしました

私がすすめた時はマッピングを毛嫌いしていたのに今ではわかりやすい!とはまってます
皆さんとの繋がりが力になっているようです
最近完全にホームスクーラーになってきたのでこのようなイベントがありがたいです
どうぞよろしくお願いします。

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不登校だから、周りにいないからと、
孤立した子どもたちが、自分の能力や可能性を諦めてしまう社会ではなく、

学校に行く行かないに関わらず、
子どもたちが自分の願いと好奇心を精一杯伸ばせる社会をつくりたいと考えて、
この授業を準備してきました。
(オンライン授業だけでなく、
まちのせんせいやコドモギルド、ステッカー&缶バッジ全ての底辺にある想いです)

子どもたちのなぜ?が刺激される、
子どもたちのなぜ?に寄り添える授業になるよう、
初めての試みに試行錯誤ながら、スタッフ一同頑張っています。

どうぞ応援してください!
(生駒)

暇を拾い集めて流れにしていく

昔、父に「うちの庭は梅、桃、桜を植えたんだ」と聞いたことがありました。

 

なぜその三本なのかは聞きそびれてしまったのだけど、

桜を真ん中に梅と桃の木が、狭い庭に肩よせあうように、互いの枝を重なりあわせて、我が家の庭に生えています。

 

 

春に近づくと順に花が咲き、春への心踊るカウントダウンのようでもあって、

寒がりな父が春を楽しむように植えたようにも感じていました。

 


そして、この順番は夏にも続くことに気づいたのが今年でした。

 


先日、子どもたちと梅の木から梅の実を収穫して梅ジュースをつくり、最近、それを飲み始めたばかり。

昨日、二階の窓から、桃の木に紅い色の実がなっていることに気づきました。

 


今朝、長男が雨も気にせず、その実を採ってきてくれました。早速切ってくれた赤い断面のかけらをひと切れ口に入れました。

 

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食べてみたらスモモのような味。

桃の木はスモモだったんですね。

 


私が子どもの頃から見ていた木だったけど、実がなっているところをあまり見たことがなく、食べたのは初めてでした。

 


でも、梅の木から梅を採ったのも、私が子どもを産んで、今の家に越してきた3年ほど前から。

もしかしたら、今まで気づかなかっただけでスモモはなっていたのかもしれません。

 

 

 

ホームスクーリングをしていると、

そういうことがよくあります。

 

 

暇な時間を拾い集めて、

流れにしていく、なっていく、のようなことです。

 

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一昨日は三男がもらったキアゲハのサナギが羽化して蝶になり、

二男が育てていたカブト虫のサナギも成虫になりました。

今日はカブト虫の成虫は5匹に増えたそうです。

 

 

私は暇じゃないんですが笑、

子どもたちは色々気づいたことや、疑問に感じたことを、暇そうに見える私に教えてくれます。

 

 

卵から生まれるのはかぶと虫と蝶とメダカとシジュウカラと海亀とカエルだとか、

哺乳類でカモノハシは卵を産むねとか、

どうして卵の色が違う生き物もいるんだろう?とか。

 

 

疑問は疑問のまま流れていくこともあれば、調べたことを教えてくれることもあります。

 

 

時々は投げ出したくなったり

鬱陶しく感じる日もある子ども達との生活の日々。

 


でもそれも振り返ったら、

きっとキラキラと光る日に感じるのでしょう。

 

 

今まで気づかなかった実に気づいた時のように、日常は不思議さや発見で彩れていて。

 

 

パカリと切られたスモモの鮮やかな紅は、そんなことを教えてくれているようでした。

 

<多様な学びプロジェクトについて>

◎私たちは、学校外で学び育つ子ども達が、平日学校のある時間に立ち寄れる施設やお店にステッカーを貼っていただく活動をしています。
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多様な学びプロジェクト

 

 

子ども達の学び場・遊び場が地域に広がる

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我が家で去年卵から孵ったメダカが今年は卵を産むようになったそう♪
でも3匹孵ったメダカは2匹死んで1匹に。

 

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無精卵じゃかえらないよね、、、。
オスのメダカが欲しいな」と二男。

 

去年多様な学びプロジェクトのステッカーを貼らせてもらった「NPO法人くりのき」さんにメダカがいたねと朝連絡したら、

 

メダカはいなくなったけど、桑の実が取り放題だぞ」と言ってもらって遊びに行ってきました(^^)

 

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ほかにユスラウメとサクランボも採らせていただきました。

 

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実を収穫するってなんでこんなに楽しいんでしょう?
私も一緒に楽しみました(^^)。

 

 

NPO法人くりのきさんは、普段は第4日曜日が地域開放の日ですが、それ以外の日も連絡して大丈夫なら遊びに来てもいいそうです。
お近くの方はのぞいてみてくださいね(^^)

 

ステッカー記事はこちら
【ロゴステッカー実例】ロゴステッカーを貼りにいく旅は、周りの人の優しさに、周りの愛に気づき直す旅だった - FUTURE DESIGN 未来をデザインする

 

 

我が家に限っていえば、ステッカーを貼らせてもらったことで、

子ども達の学び場・遊び場が本当に地域に拡がって、子育ての安心が増しました!

 

子どもたちも親以外の大人とやりとりする中で、たくさんのことを感じて、学んでいるなと感じています。

 

学校だけが学び場ではない。

それを形にして見える化したステッカーの可能性を、私自身、とても感じるようになってきました。

 

 

ステッカーを広げる人、貼ってくれる場所を、今年度はもっと増やしたいなーと思っています。

 

 

産後、無理は出来ないのでゆるゆるとですが、

今年は仕組みづくりから頑張りたいです(^^)

皆さんのお力貸して頂けたら嬉しいです😊

 

 

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自由は幸せなのか?

先日の夕飯後、苫野一徳さんの自由の相互承認の話をキッカケに、

長男(11歳)三男(7歳)と『自由と幸せ』についてディスカッションの時間になりました。

 


長男は、【自由に生きるのは幸せなのか?】
そもそもから、疑問を呈す。

 


「枠の中に生きている人は、それで充分幸せなんだよ。それで良いと思う。

(江戸時代、職業選択の自由がなくて農民に生まれても)、
農民として幸せに生きてたかもしれないよね。」

 

「枠にいれば、枠以外の生き方なんて知らないんだよ。」

 

一揆を起こすような、
枠から出た人間は殺されるんだよ。
普通よりも早死にするんだ。」

 

「そもそも、一揆を起こした人間は、
自由のためにとかそんな概念の為にやってないでしょ。」

 


自由は幸せなのか?
そんな問いを立てました。

 

 

三男は、長男と私のやりとりをじっと聞いたあとに、

「自分が幸せだなぁって感じるときが、
自由なときだと思うよ」

とポツリと。

 

 

そんな話を聞いたり話したりしながら、

私自身は、

 

私がいま感じている自由は、
実は富んでる日本という国だから感じられている自由で、

どこかの犠牲があって成り立っているのかもしれないなとか、

 

 

もしかしたら私自身も、自由だと思っているだけで、ただ枠に気づいていないだけなのかもしれない、

 

なんてことを考えました。

 


そして
自由は幸せなのか、、、っていう疑問は、枠を飛び出たからこそ、感じるものなのかもしれないなぁ、

 

とも。

 

 

選べる自由があるからこそ、

個人や、社会の成熟度が必要で、

成熟さの感度も上げていかないと幸せにはなれないのかもしれない。

 

 

でも長男に、

「学校に行かない子は逮捕します、って学校に行かない自由が奪われたらどうする?」と聞いたら、

 

「えっ!引きこもる。ムリ」

 

と。

 


子ども達と話すのは、いつも面白いのです。

 

 

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無いならつくる。応援してもらって1年。

今日は我が家の3兄弟、駅で私の若い友人と待ち合わせして、《まちの先生プロジェクト〜ファッションデザイナーから学ぶ》へ行ってきた。

 


いたずら盛りの下の子がいるので、

まだ持ち帰ってきた作品はみれていないけど、

 

 

長男の作品を三男は「ずっと見てると吐きそうだった」と言い、

 

デザイナーの先生からは、デザイナーに向いてる、なってくださいと言われたとのこと。

 

一線で活躍している方から言われて、すごい勇気づけになったと思う。

 

 

 

彼だけでなく私も。

 

 

長男が低学年の頃、全てが暗闇の中で、一歩一歩、歩いてきたことを思い出した。

 


彼が小1のとき、「俺が右だと思うのに、みんなは左って言うから左にいくと、やっぱり右だったってことが多いんだよ」と話していた。


通っていた公立の学校を「強制されることは好きじゃないんだ」といって「辞めた」だけでなく、

 

感覚が敏感で、当時は満員電車も乗れなかった彼は、フリースペースも、私立の小学校も、オルタナティブスクールも、どこにも行けなかった

 


下の子たちがいる私も、送り迎えに付き添うことは出来なかった。

 


ホームスクーリングなんてかっこつけてるけど、
要は家しか居場所がなかった。

 

 

 

いろいろな人に「才能がいかせなくてもったいないね」と言われた。

 


才能を生かすどころか、「元気な子は、学校かどこかに通うのは当然」という同調圧力のなかで、潰さないように守ることの方が大変だと知った。

 


周りが左だというのに右を通し、
周りが右だというのに左を通すのは、
まだ歳の小さな頃には並大抵のことじゃない。

 

 

彼の歩んできた月日を思うと、正直言葉にならない。

 

 

 

フリースペースにも、私立の小学校も、オルタナティブスクールにも通えなかった私たちの経験が、


学校外で育つ子たちが立ち寄れる、
地域の身近な場所にステッカーを貼ってもらうという、【多様な学びプロジェクト】を生んだ。

 

 

 

どの子も本来もっている才能を、潰さず伸ばす場所が欲しいという想いが、

【まちの先生プロジェクト】を生んだ

 

 

今日、私は、産後の床の中で留守番をしていたけど、
知らない人が苦手な長男や二男も含めて、うちの子たちは参加し、それぞれに貴重な体験をしてきた。

 


今日を実現してくれた方達や、付き添ってくれた友人1人1人に、本当にお礼を言いたい。

 


そして、「無いならつくる」の私たちを応援してくれた方たち1人1人に、本当にお礼を言いたい。

 

 


本当にありがとうございました。
私は幸せものだなぁを受け取っています。

 

 


#多様な学びプロジェクト
#まちの先生プロジェクト

遊びは文化、学びも文化

暦は春だけどまだみぞれがチラつく頃、

 

「ママーー、開いてない牛乳パックある?」と二男に聞かれたので、

 

◯◯にあるよ、と答えてからふと見ると、二男が牛乳パックで、遊び図鑑をみながら【鳥の餌台】を作っていました。

 

遊び図鑑―いつでも どこでも だれとでも (Do!図鑑シリーズ)

 

 

あれ?この光景、以前もどこかで見たような、、、。

 

 

そういえば数年前も、彼の2歳上の長男が同じように餌台を作って、庭にくる野鳥を観察してスケッチしたり、鳥の名前を図鑑で調べたりしていました。

 

 

あのときは「メルヘン」の世界にまだいた二男は、鳥に名前をつけて物語を編み出していましたが、今回はちょっと違います。

 

 

餌を果物にしたり、米にしたり、パン粉にしたりと変えながら、

どれがよく食べられるか?

数日間、観察していました。

 

「メルヘンの住人」は、いつのまにか科学的な思考を手に入れたようです。

 

「はーちゃん(長男)も昔、同じことしていたよ」

と声をかけたら、

 

「はーちゃんがやってたから」と返事をしてくれました。

 

覚えてやっていたのか!と軽く感動を感じました。

 

 

数日後。

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今度は三男(7歳)が虫眼鏡と太陽光で火をつけようとしているところに出会いました。

 

 

おや、またデジャブ、、、。

  

「水を準備して、周りに燃えるものがないところでやってね」と話したあとで

 

「はーちゃんも昔一年生の頃、

よくその遊びをやってたよ」と話したら、

 

「ひなくん(二男)が前にやってたの」と、三男。

 

おや。どうやらこちらも上の子のやっていることを見て、真似していたようです。

 

 

そして昨日。

折り紙の本を見ながらひたすらえんえんと紙飛行機を折る二男。

 

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コルクボードに飾りながら保管していました。

 

そう、これもまた長男が2年生の頃に、

「飛行機はどうして飛ぶのか?」という問いに自ら取り憑かれてやっていたことでした。

  

あのときは12畳のLDKが文字通り、紙飛行機で埋め尽くされたのでしたっけ。

 

 

 

遊びは文化、学びも文化

 

前職の前職、私が独身時代に働いていたのは冒険遊び場が併設している子ども施設でした。

  

私はそこでプレーリーダー兼、施設管理のスタッフとして働いていました。

 

 

その当時、意識していたことの一つに、

 

遊びは文化

 

というものがありました。

 

 

その場でわーっと感情が盛り上がる、躍動感を感じたり、没頭した経験も価値がありますが、

 

その場に根づく遊びは、

その場の文化として残ります。

 

 

子ども達と日々関わる上でも、

 

子ども達のモチベーションを駆り立てる遊び環境を整えられているか?

いま、こども達の「やりたい!」が実現しているか?

 

 だけでなく、

 

場の文化としてその遊びが残り、

発展していくアプローチが出来ているか?、

 

ということにも気を配っていました。

 

 

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かつての職場に、今は我が子が遊びに行っています。子ども達が自分達でお店を建てて商売する「子ども夢横丁」建築最初の頃

 

 

例えば、工作物のように形に残る遊びではなかったとしても、

鬼ごっこやSケンのような形として後に残らない集団遊びも、

それを楽しいと思った子達やそれを見てやりたいと思った子達によって、

「文化」としての遊びがその場に伝わり、残っていきます。

 

 

それらの「文化としての遊び」は、いずれ場にとって豊かな土壌になり、

「次はこれをやりたい」「次はこんな風に発展させたい」

というモチベーションの種が、子ども達の心から芽吹きます。

 

当時の私は、それを大切に子ども達と付き合っていました。

 

 

 中学生とやった「子ども食堂」のようなもの

小学生と放課後遊ぶだけでなく、夕ご飯を食べずに夜やって来る中学生たちとやった、「ごはん作り」もその一つ。

 

今から10年以上前の当時はこども食堂という言葉もない時代。

 

缶ジュース1本買えるか買えないかの金額を1人ずつ材料費でもらい、簡単な食事を七輪でその子たちと一緒に、野外で煮炊きして食べる。

 

事前の予告も紙ベースの報告もなく、食べてしまえば何も後には残らない、その日のその場に集まったメンバーとやる「遊び」のような活動でした。

 

お腹が空いても消費するすべしか知らない子達は、パンやカップラーメンを買うか、持ち金が足りなければ飢えを感じても我慢するしかありません。

 

「自分でつくれば安い」

「みんなで食べれば美味しい」

 

ただ遊びとして一緒につくりながら、子ども達の「自分で出来る」の範囲が広がって、「次はこれをやりたい」に繋がったらいいなぁと当時は思っていました。

 

 

生き物としての本能を信じる。

振り返ってみると、遊びにしても、学びにしても、その文化が根付くのは、

元々の提案者が大人か?子どもか?誰か?ということより、

その子がそのときに「成長するために」必要な活動を、

植物が水や光を求めるように、自分から求めてきたときのように思います。

 

 

おそらく優れた教育の場にあるのは、

子ども達の生き物として備わっている本能

ーーー新しいことを知りたい、

新しいことが出来るようになりたい、

人と協働して何かをやりたい、

生み出したいーーーという欲求への信頼と、

 

子ども達がその欲求を実現できると信じられる環境ーーー文化が根づく場ーーーなのだと、今の私は思います。

 

 

自信がないまま、仲間もないまま、手探りのまま、我が子と小さなホームスクーリングを数年やってきて、

我が家に「文化としての遊び・学び」が根づいていたことが、

私の密かな喜びと小さな自信になりました。

 

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4月21日の「ファッションデザイナーから学ぶ」高学年の部がまだ1名分お席があります!
詳しくはこちらにて↓
まちの先生プロジェクト ファッションデザイナーから学ぼう

 

4月25日の「農家の方から学ぶ〜筍掘り体験と春の畑」はまだ席があります。

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https://www.facebook.com/events/368569170325668/?ti=icl

 

 

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多様な学びプロジェクト

なぜ体験を大切にするのか

多様な学びプロジェクトをやっている、FUTURE DESIGNE 代表の生駒です。

 

 

 

3月半ば頃、子ども達と「牛の乳搾り体験」に横浜市こどもの国に行きました。

 

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写真は牧場ガイドツアーで飼育員さんに色々質問している様子

 

 

そのときに偶然発見したのが、

同じこどもの国でやっていた、羊の毛刈りショーのお知らせ。

3月後半から4月頭の土日しかやっていません。

 

 

綿を自宅の庭で育ててみたり(これは残念ながら今年は収穫までいきませんでした。)

羊毛を紡いだり、草木染めにしてきた我が家。

 

今年は、

「衣」

をテーマにした探究活動も深めたいなぁと思っていた頃でした。

 


「うわぁー行きたい、これは行きたい‼️」

 

 

こども達に聞くと、やはり行きたいとのこと。
私はもう正規産で産める38週の妊婦でしたが^^;
行きたい気持ちが勝って、お弁当をこしらえて、家族で行ってきました。

 


事前にホームページで調べると、
同じ牧場付近でバター作り体験や、
羊のレース
こども動物園では「くじゃく調査隊」に参加すると、くじゃくの羽もお土産にもらえるという情報もありました。


「くじゃくの羽がもらえるの?
それなら行きたい」


思春期に入って、家族とは別行動が増えてきた長男も行くことに(^^)。

 

 


着いたら羊の毛刈りショーが行なわれる芝生広場は満開の桜並木。

 

 

前日に「お花見に行きたい」と言っていた長男の夢もちゃっかり叶ってしまいました(^^)。

 


羊の毛狩りは想像以上に圧巻!
海外では専門の職人さんがいるのが分かる職人芸。

 

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糸切りバサミの元になったと言われている羊の毛刈り専用ばさみ。今はバリカンで刈っているそう。

 

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刈る前のモコモコ姿をお披露目してくれました。お腹は先に刈ってあります。

 

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羊が動かない足技で刈っていっています。職人芸!

 

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ちゃんと1枚で繋がっている!

 

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刈ったあと。傷ひとつなく、とてもきれい!さすがの職人芸に感動!!

 

 

刈った毛を自由に触ったり、みにまとえるプールもあって、子ども達はそこも体験していました(^^)。

 

 

次のバター作り羊のレースは、
それぞれに行きたい子に分かれて。

 

 

私は長女のバター作りに付き添いました。

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こどもの国の乳牛からの、ノンホモ牛乳だから出来る、牛乳からのバター作り
※市販の牛乳は脂肪を機械で均質化したホモ牛乳で、バターは作れません。市販の製品でバター作りをする場合は生クリームをお勧めします。

 

 

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ペットボトルを振って、脂肪の粒がモワモワしたのを確認できたら、キッチンペーパーで濾して出来あがり!

 

 

出来たてのバターは真っ白!

脂肪が抜けたバターミルクも飲むことができました。

 

 

 


そのあとは兄弟5人、こどもの国内の「こども動物園」でくじゃく調査隊として、
くじゃく小屋の周りに貼られたくじゃくのクイズに答えたり、
くじゃくの羽を広げたところをスケッチしたり。

 

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みんな凄い集中力で描いていて、
そのあとも

 

「描くと、ちゃんと見ないといけないから大変だった」

「羽が生えてるここは緑もあるけど、こいつは黄色なんだよ」

 

と、色々話してくれました。

 

くじゃくはオスとメスで色が異なります。その色の違いも描いてみてわかったようです!

 

お互いの作品を見合うのも大切な経験。

個性の違いが絵に表れていて、とても良かったです。

 

 

こちらの動物園、私は初めて入ったんですが、ヤギやロバにも触ることが出来る珍しい動物園でした。

 

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自分より大きな動物を身近にみて慎重になる四男笑。

 

 

くじゃくの羽も、ちゃんと1人1本お土産にもらってこれました(^^)。

 

 

体験を大切に

さて、前にも書きましたが、うちでは、体験を大切にしています。

 

体験からハテナが生まれ、次の知りたいという内発的動機づけに繋がるからという理由を前に書きましたが、

 

【ホームスクリーング記録】民家園で正月遊びと子どもの認知能力と環境、内発的動機づけへの考察 - FUTURE DESIGN 未来をデザインする

 

 

それだけでなく、ともすれば、検索でなんでもすぐにわかってしまう現代。

動画のコンテンツも豊富で、家にいながら様々な擬似体験をすることもできます。

 

 

またすぐ使えるように加工された「消費材」をお店や家で使ったり目にする便利な社会に生きていて、

目の前のそれらがどういう「原材料」だったのか、今の子ども達にとっては、ブラックボックスの中にあります。

 

 

私も今の便利さを享受している現代人だから、昔に戻ることが全ていいことだと思いませんが、

検索や本、動画で知り得る知識と、

体験して感じる「わかる」

更に自分が腹落ちする「わかる」の間には、

何段階もあるように思います。

 

 

実際、このときも長男が、

「これはアルビノって言うんだよ」

「ラバはロバと馬を掛け合わせると出来るんだよ」

と、色々教えてくれました。

 

 

知識欲が旺盛な長男や二男は、私よりも知っていることが増えています。

 

 

この知識欲自体は、人が本来誰でももっている大切なものだと思うので、子ども達が伝えてくれることは感心&関心をもって聞いています。

 

 

ただ、一度ネットや本で得た情報を「本当にそうなのか?」と体験して確かめることで、自分なりの考察がうまれ、

それがまた新たな「理解」や「知」を生み出すもとになるんじゃないかな?と、私は思っています。

 

 

地球資源が有限であり、これからのエネルギー問題や環境問題を考える上でも、多様な背景や価値観をもった人と暮らす上でも、

 

 

歴史的にそもそもそれがどう生まれて発展してきたかを自分たちでやってみる、

という縦軸と、

 

 

地理的にどこで作られて加工され、ここに届いているかという知る(できたら行ってみたい、、、)という横軸

 

ふたつの軸で出来事・モノを一度分解して考えることで、複雑な問題に対して自分なりの解が生まれるのだと思います。

 

 

だからこそ、『多様な学びプロジェクト』の「まちの先生プロジェクト」も、

好きを生きる大人から学ぶをテーマに、

さまざまな体験と知を繋げています。

 

 

とここからが宣伝です笑。

 

 

4月21日の「ファッションデザイナーから学ぶ」高学年の部がまだ1名分お席があります!
詳しくはこちらにて!
まちの先生プロジェクト ファッションデザイナーから学ぼう

 

4月25日の「農家の方から学ぶ〜筍掘り体験と春の畑」はまだ席があります。

詳しくはこちらにて!

まちの先生プロジェクト~農家の方から学ぼう~春のランチ付きタケノコ掘り体験

 

 

最後は宣伝になってしまいましたが^^;、

子ども達が知ること、学ぶことって楽しいな!嬉しいな!

と思えるような多様な学びプロジェクトの活動やホームスクーリングを、これからもやっていきたいと思います。

 


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