FUTURE DESIGN 未来をデザインする

『多様な学びプロジェクト』代表ブログ/ホームスクーリング実践記録

街を学び舎に

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偶然の出逢い

 

偶然、素敵な場所を発見。

 

工業デザイナーの方が仕事の傍らで見守ってくださりつつ、アドバイス下さる工作倶楽部。

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中はトンカチ、ノコギリ、糸のこ、万力、材料いろいろ、電動工具もたくさん。壁一面工具と材料に溢れたパラダイスのような場所。


昨日はホームスクーラーをしている我が家の長男の話をすると、昼間も来ていいよと言っていただき、

今日は作りたいものを描いたラフスケッチを持っていった長男。

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午前10時から午後3時まで、お弁当を持っていって、ずっとこもって糸のこを動かし、、、。

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「完成しましたよ〜」のお電話をもらって私が行くと、

 

スケッチから出てきたような、雲と雨と水たまりのモビール

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「わー」雨の色のにじみ具合が、とても綺麗でした。

 

 

地域の中で見守られて

最初の頃は、話しかけられても、相手の方の出かたを試すように答えなかった長男。

恐縮する私に、「いいですよ」と何度も言って、柔らかく付き合って下さるデザイナーさん。
お仕事を聞くと、きっとその筋では有名な方なんだろうけど、近所のおじさんといった風で付き合ってくれました。

 

 

楽しくてやり続けることが得意になる

一緒にお弁当を食べながら、「昔もこういう子はいたけど、地域に仕事している大人が今よりいっぱいいて、付き合ってくれたよね。

大工の親方の手伝いしながらとかで、好きなことで、更に得意なことをその子も見つけて、じゃあもっと勉強したいなって学校に行ったりね。

好きだけじゃなくて、得意まで見つけられると勉強の意味が広がるよね。

楽しくて、ずっとやりつづけているのって得意になるんだよ。」


そんな話を私にもしてくれました。


デザインは日常の中の問題解決をずっとやってきた、という話や、

ものづくりの勘どころは実際に手を動かしてじゃないと得られない、

という話も面白かったです。

 

 

悠々とした創造的な時間

お昼で一旦私は抜けて、完成の連絡で行った時には、
長男も朝の態度とはうってかわって普通に話せるようになっていました。


地域の大人の方に見守ってもらいながら、街の学び舎からたくさんのことを学んでいる長男。
そこには悠々とした創造的な時間が流れていました。

 


#ホームスクーリング
#あそまなレシピ

【ホームスクーリング記録】失敗&バタバタ道中記、大英自然史博物館展が、上野動物公園に。

大英自然史博物館展へ

 

不定期ですが、我が家のホームスクーリング記録第2弾!

 

月曜日。
絶滅してしまったドードー鳥なんかをみに『大英自然史博物館展』へ。

 

 

少し前に上の3人の小学生(小5、小3、小1) とこんなディスカッションをしていたので、
実際に絶滅してしまったドードー鳥なんかの剥製を見てみたかったんです。

(Facebookにあげたら予想以上の反響を頂きました。)

 

 

普段は学校行ってる二男、三男もこの日は自主休校。
こういう時はホームスクール家庭は気楽です。
(長男ありがとう)

 

 

ところが、まさかの休館日


ところが、、、。
ま、ま、ま、、、まさかの休館日!!

 


ちょっと〜!
こちとら子ども5人連れてきてるのよ〜!
長女さんの突然の尿意(お出かけあるある)で途中下車しながら来たのよ〜!
バスや電車を乗り継いでベビーカーで赤ちゃん連れて来てるのよ〜!

 


と、閉まった門の前で「開けろ〜!開けて〜!」と望むがもちろん叶わない。

 

 

下調べの甘い自分をとことん反省、そして後悔。。。
まだ心の慰めになったのは、、、。
同じような人たちが他にも結構いたこと(^^;;。

 


先週土曜日が運動会だった学校も多かったでしょうし、
待ち合わせ相手にか?慌てたように携帯で電話している人もいました。

 

 

予定を変更して、上野動物公園へ

さてさて、、、。

ようやく着いて気持ちの盛り上がった彼らを、このまま意気消沈させて帰るわけには行かない!
行くわけがない(汗。


というわけで、サラッと

じゃあ、パンダでも見に動物園に行こうか?」と言ってしまいました。

ええ、子ども5人、動物園に放牧です。

 

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そして、、、。

詳しい話は割愛しますが、炎天下のなか、私は動物見てる時間より、
子どもの誰かを探すか、目の端にマーキングしてる時間の方が長かったと断言できます (笑)。

 


走りさる長女を追いかける長男は、さながら羊を追う牧羊犬のようだった。
けれど牧羊犬長男も、空腹になったら急に売店目指して消え去ってしまった(汗)。
三男は1時間近くカバを見続けていた(汗)

 

 

最後は、
私「合言葉は!
子ども達「集団行動!

私「そう!どこかに行く時はまず、報告!連絡!相談!」と、
どこかの教祖のように唱えつつ、唱えさせつつ(^^;;、
最後に象とパンダを見て帰って来ました。

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(帰りに観た方が並ばずにゆっくりパンダを観れました)

 

いやー学校の先生って、神!

 

絶滅動物危惧種の記載を発見!

 

でも、私が感動したのは、上野動物園の絶滅危惧動物には、
プレートにそのことが書いてあるんです。

(他の動物園にもあった気がするんですが、見落としていたんでしょうね。)

 

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「ママ、IB類って何?」
「パンフには、商業利用目的の輸出入をする時は、国の許可が要るって書いてあるー」
「商業利用目的って?」
「えーと、象だとサーカスとか?(いいかげん)」
「人も運ばせてるんじゃない?タクシーとか(うんうん、そうかも)」


なんて話しながら帰って来ました。
当初の目的とは全く違ったバタバタの旅だったけど、最後は絶滅動物の話と繋がって、、、。

まぁよかったかな?

(惜しむらくは気づいたのが最後、、、)

 

 

でもアジアゾウのようなポピュラーに思っていた動物も、絶滅が危惧されているなんて、、、。

私も全く知りませんでした。

(帰ってからも子ども達と象牙の話をしたりしました。象牙アフリカゾウですかね?)

 


帰りは通勤ラッシュにちょびっとかぶり、筋肉痛のなか、なんとか帰って来て、
おやつ代わりのスルメイカ(たまたまあった)を出しながら感想を交流して、
小学生にはそれぞれ日記も書いてもらいました(長男はタブレットフリック入力)。

 


相変わらず書きの苦手な子達だけど、
すごく疲れてたわりにいつもより多めに書いていました^_^ 

 楽しいことを書いていく中で、書くことも好きになってくれたらいいな!

走りながら、止まりながら、笑いながら。助けを借りながら前に進んでいく。

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1.強力な助っ人現れるーみやまえ子育て応援だん

 

木曜日、「多様な学びプロジェクト」グループメンバーの茂木さんからお声かけいただいて、川崎市宮前区の「みやまえ子育て応援だん」さんの定例会にお邪魔してきました。

miyamaekosodate.jimdo.com

 

みやまえ子育て応援だん 宮前区 子育て 支援 ステッカー 子育てに優しいお店情報 - みやまえ子育て応援だん

 

 


「みやまえ子育て応援だん」さんは東大の「チェレンジ!オープンガバナンス2016」というコンテストで2つの賞を獲った実績のあるチーム。

全国新聞にも取り上げられていたり、川崎市長に表敬訪問もされています。

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 子育てを応援するお店や施設に「みやまえ子育て応援だん」のロゴステッカーを張ってもらうことで、

街全体が子育てに優しい街になることを目指しているそうです。

 

 

はじめはステッカーでもなく、プリントアウトしたA4の紙に手書きで「ミルク用のお湯提供しますよ」「オムツ替えコーナートイレにあります」などお店や施設が出来ることを空欄に書いてもらっていたそうです。この【低コスト】で、【他の地域にも応用できるアイデア】が、東大のコンテストで「アイデア賞」と「アメリカハーバード大特別賞」の2部門受賞に繋がったそうです。

 

 

 

その定例会で、私から、

 

「学校外で育つ子たちが、平日昼間に遊んだり学びに行ける場所(児童館とか図書館とか、商店とか、賛同してもらえる教室や塾なんか)にロゴステッカーを貼ってもらって、

そういう子たちが人の目を気にして(好きでいるんじゃなく)家の中に閉じこもりきりになったり、街を浮遊して変な大人に出会うことなく、

自由に街を歩けて、緩やかであたたかい視線で見守ってもらえる居場所をたくさん創りたいんです」

 

という案を話しました。

 

 

私がここで話したのは、他にもこんなことでした。

 

 

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イメージ案の1つ。渡り鳥のイメージ。「マタニティマーク」のように、鳥の部分は身につけられるものもできるといいなーと夢想したり。

 

 

 

「ロゴ」は、今までバラバラに活動していた不登校に関わる団体(ホームスクーリングやフリースペース、オルタナティブスクール)と、

そういったことに全く関わりのない場所(児童館や図書館、科学館、お店、塾、教室、プレーパーク)が、

同じ「ロゴ」というノンバーバル(文字の介在しない)なツールで発信することに意義があると思っています。

 

 

・これまでこういった問題が「見えず」にいたものが「見える」ということ。

 

・お年寄りなど子育て世代とは違う世代や、全く興味のない人たちにも、デザインをフック(引っかかり)にしてアピールができるということ。

 

・「ロゴ」になると文字の読めない年齢の子や、外国籍の子、インターネット環境にない子であっても「ここは受け入れてもらえる場所だ」とノンバーバルでわかるということ。

 

・これまで別々に活動していた団体が一つのロゴで繋がれるということ。

 

・目に「見える」形で、「街が、社会が、あたたかく見守っている」ということが「学校外で育つ子たち」に「伝わる」こと。

 

・この活動を通して、街全体が様ざまな子を受け入れるあたたかな街づくりに繋がること。

 

 

色々な意味があると思っています。

 

 

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緊張しながら話した私からの話のあと、メンバーの皆さんからは、 

 

「とてもいい案ですね!」と、全面的に賛同してもらい、連携してもらえることになりました!!!

 

グループとして連携してもらえることで、実働としても助かるだけでなく、
最初は一地区からでも、実際に貼ってもらう実績ができることで、別の地域や地区に広がる可能性も生まれました!

 

 

 

 

2.クラウドファンディングに申し込み

 

同じく木曜日午前、ようやくまとまった時間が取れたこともあって、クラウドファンディングのReady forとcampfire に相談のメール・電話を入れました。

 

Ready forからすぐに返事の電話があり、内容的に支援される事業ではないか、ということでネクストステップの担当者をつける方向で話をされ、申し込みの手続きを一応しました。

 

 

readyfor.jp

camp-fire.jp

 

 

 

3.起業支援プロジェクトから返事が来る! 

 

翌日金曜日、「多様な学びプロジェクト」グループのメンバーから教えていただいた起業家支援サイトにダメ元で週初めに応募していたんですが、その返事が来て、ネクストステップのための資料を返信してもらいたい、ということでした!

(詳しくは下記にて)

 

 

 

4.サイト作り止まる。。。

 

同じ日の金曜日、サイトの設計の方から、仕事でもプライベートでも色々あり、とても忙しくてサイト作りができない状況にある、という連絡が来ました。

 

 

 

5.グループに相談、定例会を開こう!

 

そんなこんなの金曜日夜。

グループにこんな投稿をしました。

 

【報告と相談、募集】

こんばんは。生駒です。今日はみなさんにいくつか報告と相談があります。長くなるのですが。。。

まずは報告から。

 

 (中略)

【相談】

私としては上のような状況から、クラウドファンディングでお金を集めつつ、まずはロゴを作る。

→最初はロゴをプリントアウトした紙ベースでいいので、お店や児童館などに、まずは川崎市宮前区中心で貼ってもらって実績を作る。
→サイト作りはお金の集まり具合や設計の方の復帰具合に合わせて徐々に進めていく。
→お金が集まったらロゴもステッカーにしていく。
→起業支援団体の力も借りていく。
→サイト完成、運営。 

といった手順がいいのではないかと思うんですが、どうでしょうか?

 

色々考えたんですが、ビジネスとして採算を得るのは後回しにして、まずは出来ること、やりたいことから始めてみたいなと思っています。

 

(中略)

 

【募集】
子育て中の私1人で考えているのは限界もあって、そういったことも含めて6月にまた集まりをもたせていただきたいのですが、いかがでしょうか?

我が家の第1希望は前回と同じく平日昼ですが、
土日でも、インターネット会議で平日夜22時からとかでも大丈夫です。

参加するよ!!!と言っていただける方がいらっしゃいましたら、1人でも開きたいと思っています!!
コメント欄に希望の時間帯や日にちを含めて書いていただけると嬉しいです!!

行けないよ!という方も、ここについては手伝える、、、というのがあれば、助かります!!

 

 

そしたら、場所を提供してくれる人、ロゴ作りを手伝おうかと言ってくれる人、

ミーティングに参加してくれる人、色々な人が手を挙げてくれました。

 

 

画面を通して伝わって来る相手の方の想い。

 

この活動を始めてから、何度も感じる、胸にこみあげて来る感情。

普段はあまり感情を表に出すことがなく、「落ち着いてるね」と言われることの多い私ですが、これだけの人が関わり、想いを賭けてくれるくれることに、心が打たれます。

 

止まるところもあれば進むところもあり、

でも必ず作る、と決めていればその過程も砂場遊びのようなものかもしれません。

 

futuredesign15.hatenablog.com

 

 また、渦の真ん中にいるとなかなか見えないのだけれど、ふと振り返ってみると、様ざまな人の助けを借りながら、やはり前に進んでいるのだろうなーと感じています。

(周りから言われるほどには自分ではよくわからずにいます。)

 

6月のミーティングの日程は、決まったらこちらでも報告します!

 

 

以下、起業支援プロジェクトチームからの返信。

こんにちは。××法人×××プロジェクトチームの○と申します。
この度は××× 5期にプレエントリーいただき、ありがとうございます。
連絡が遅くなってしまい、大変失礼致しました。
こちらに届いておりますので、ご安心ください。

プレエントリー内容を拝見し、大変意義深いお取組みで、興味深く読ませていただきました。
そこで、より詳しくお考えを知りたいと思っておりますので、現時点での事業仮説について、
下記の資料を拝見させていただけますでしょうか?
その後、ネクストステップを案内させていただきます。

●●●
■提出いただきたい資料内容

【 形式 】スライド10枚以下であること。
     ファイル形式:PowerPoint(pptx)またはPDF
     ※最終的に○○○氏をはじめ、選考に関わる皆様にお見せします。
      そのため、事業紹介プレゼンとして使用できるものを提出ください。
      文字が多い資料などは、適切ではありません。

【 内容 】以下の10点について簡潔に教えてください。
     決まっていないという場合も、現時点での仮説を記述ください。

     ①事業概要   (×××を通じて具現化したい新規事業の内容を一言で言うと?
              ※既存事業がある方も、5期に応募する新規事業についての内容をお聞かせ下さい。)
     ②ビジョン   (アナタがその事業を通じて最終的に実現したい社会の状態。規模と質がわかるように)
     ③プロブレム  (この事業が解決するのは、誰のどんな困りごとか?)
     ④ソリューション(ビジョンの実現にむけて、自社が行う製品やサービスの内容)
     ⑤革新性    (今までのものと比べて自社の製品やサービスが革新的だと言えるのはなぜか?)
     ⑥社会性    (この事業を広く社会的全体が応援すべき理由は?)
     ⑦チーム    (コアメンバー3名までの役割・簡単な経歴や専門性、現状の所属)
     ⑧突破すべき壁 (ビジョンを実現するために事業として、現状突破すべき壁は何ですか?)
     ⑨応募理由   (なぜ×××プログラムに参加したいと考えていますか?)
     ⑩その他、アピールポイント(自由記述)

【 期限 】とくになし。頂いた方から順次つぎのステップをご案内します。
     ただし、5期プログラムでは8組の程度の採択を検討しており、
     採択対象者には順次内定を出してまいります。
     採択対象者が集まりましたら、5期募集は予告なく終了します。
ーーー

■ブラッシュアップについて
いただいた資料は、応募期間中は必要に応じて
○○○さんをはじめとして×××の選考に関わる皆さまに伝わるか?
などの観点からフィードバックをさせていただき、
何度もブラッシュアップをし、再提出いただくことが可能です。

あくまでも、私たちの目的は社会的な事業に挑む方々を増やすこと、
また、その事業のインパクトを最大化することです。

そのため、いただいた資料は、まずは×××プログラムの
一次選考資料としても拝見させて頂きますが、この資料を書くことを通じても、
みなさんの事業内容が、さらに磨かれることも狙いとしております。

そのうえで、いただいた事業の内容や段階などの状態にあわせて、
×××以外の○○あるいは他団体が行っている事業成長・起業支援プログラムへの
ご案内なども柔軟に差し上げる予定です。

いづれにせよ、私どもとのご縁がみなさまにとって意義ある一歩となることを願っております。
ご不明な点があれば、気軽にお問い合わせ下さい。

 

 

この道を、楽しもう。

 

砂場的試行錯誤の大切さ

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砂場的試行錯誤の大切さ

ブログを書こう書こうと思いながら、なかなかまとまりのある時間が取れなかったゴールデンウィーク半ば。4日はいつものプレーパークに私ひとりで子ども達5人を連れて、3日は友人家族に会いに大磯の海へ。

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その数日間、感じていたのは、【砂場的な試行錯誤】の大切さです。

 

やったことのないこと、正解のない場所へ挑戦し続ける力は、

「作っては壊す」砂場的な体験なんじゃないかと。

 

出来なくも道具を現地に持っていく

3日に行った海、二男は釣りがしたいと釣り道具を持ってきました。

 

我が家は夫も私も釣りの経験がなく、教えることが出来ません。


それでも二男が自ら持ってきた(昔、私の妹からプレゼントしてもらったもの)釣り道具を見るとそのままにすることが出来ず、

まずは堤防で釣りをしているおじさん達に声をかけて、持ってきた釣り道具を全部見せて、

これは使えるのか、餌はどこで買ったらいいのか聞いてみることにしました。

 

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幸い親切なおじさん達に釣り道具屋さんの場所を教えてもらい、無事に必要な餌や道具を買って戻り、

次にまた別のおじさんに声をかけて糸の付け方から、竿の投げ方、餌の付け方、全て教えてもらって、なんとか釣りをすることが出来ました。

 

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残念ながら風が強くて寒い日だったのと、持ってきた竿が短すぎたようで、魚を釣り上げることは出来ませんでしたが、「また行こう!」と次男は意気消沈することなく、楽しめたそうです。

 

自分が思っていた以上に周りのおじさま方が教えてくれたことが経験になって、進んだ感じがしたそうです。

 

次男がもし、

「釣りを知らないし、餌もどこで売ってるかわからないし」

「自分が知っている人に頼んでいつか教えてもらおう」

と思っていたら、いつまでも釣りは出来なかったと思います。

 

出来なくても道具を持ってきちゃう。

出来なくても「やる」と決めたら必要なのは道具だから。

それが最強なんだなぁと思いました。

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 作っては壊す体験

その翌日のプレーパーク。

兄弟で時間をかけてダムを作って、最後に決壊させて遊んでました。

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最後に壊すんだったら意味ないじゃないかと思われがちだけど、この【作って壊す】ことが楽しいんですよね。

 

 

「何かを作りたい(釣り上げたい)と思い、その対象・世界に対して主体的に動き、試行錯誤する。」

「予想のつかないことが起きても、それも含めて楽しむ。」

 

 

その対象が釣りでも、泥遊びでも変わらなくて、それ自体が、【世界と自分をどう結びつけるか】の学びになっているように思います。

 

 

今、道なき道を歩いている私にとっても彼らの姿は励みになり、

たとえ上手くいかないことがあっても、止まってしまうときも、廻り道に感じるときも、この「砂場遊び」の楽しみの1過程なんだなと気づかされます。

 

彼らはそんなことを考えているわけでもなく、ただ遊んでいるだけなんですけど(笑)。

 

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オブジェのような長女のズボン。 

試行錯誤には、泥汚れの洗濯物もついてくるのじゃ。

 

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YAーーー!

 

カラダ感覚の信頼感ー弥生さんとヨッピーさんのお話会

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今日は『見てる知ってる考えてる』の中島芭旺くんのお母さん、弥生さんと、

「ヨッピー」こと吉田晶子さんのお話会に行ってきました。

 

 

40分くらい遅刻して行っちゃったので最初はどうだったのかわからないけど、

会場の質問に答える形で進んでいました。

 

 

 

 

印象に残った言葉(私の意訳入ってます)

 

●お母さんの「ねばならない」がなくなるとハッピーになる。

子どものやってることに、「おー!」「わー!」「いー!」ばっかりになる。

 

●子どもがゲームばかりしていても、自分が面白いことをやっていたら相手を許せる。

 

●常識への挑戦は組織でやるのは大変だけど、個人だとカンタン。

1人1人が面白いことをやってるとフォロワーがついたりね。

 

●大切にしてきたことーーー子どもの邪魔をしないこと、勝手に幸せになること。

 

●教えようとしない。今の子達はデジタルネイティブ。最先端に触れられる。

私たちが何か教えようとしたら、スマホ使える子に公衆電話の使い方を教えるようなもの。

 

●後ろ指さされるときは、自分が自分に後ろ指さしてるとき。自分が自分と離れてることを、他人が教えてくれる。

 

●親のようになりたくないと思ってた。でもそうこだわっている時はまだ囚われていた。親のような育て方をしてもいい、自分に許可したらそこに囚われなくなった。

 

●子どもに捨てられる親になりたい。

 

●自分が我慢して嫌なことやってると、頑張っていないように見える人がずるく見える。

でも自分がやりたいことをやってる人ばかりになると誰もずるじゃなくなる。

 

●得意な人に任せたら良い。早めに降参すること。

 

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それらを聞いて思ったこと。

お二人は教えないと言っていたけど、子ども達は多分2人の生き様から学んでることはあると思う。

どういう風に、人と、社会と付き合ってるのか、自分で自分を幸せにする方法、などなど。

 

実際に話しても、2人はとてもフランクでオープン。

自分と他人を同じように大切にしているし、笑顔が素敵で、スッと背筋が伸びている。

このひとたちは自分と仲良しなんだなー、と思いました。

 

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私、不覚にもスッピン。。。弥生さんとも写真撮ってもらいましたが、近すぎて公開できなかった(恥)

さくらんぼ学園のしーもんさんともみんなで一緒に^_^

 

 

ヨッピーさん、実際に会うまではちょっと怖いイメージがありましたが、

全然そんなことない。じーーーっと会場のお母さん達の話を聴いている姿が印象的でした。

 

 

ヨッピーさんのお子さんのまりんさんは「自分のお母さんがお母さんでよかった」と言っていました。

自分の子にそう言ってもらえたら幸せだなーーーー。

 

 

弥生さんと話したとき、「あ!もしかして子どもと料理で学びをやってるお母さん?

(facebookで見て)楽しそうでいいなーって思ってたのよー」と言ってもらえて、

あ!楽しさが伝わってるーって、嬉しかったです♪

以前弥生さんが以前にシェアしてくれた私の記事→

 

 

 

あと印象的だったのは、とても自由な2人だけど、意外にも親御さんの子育てがそうだったわけではなかったこと。

2人ともサラッと話されていたけど、それだけ自分の違和感や内側の声に気づいて手動でシフトしてきたんじゃないかな?と。

自由。でもそれは我儘な自由さではなく、真摯さ。

自分への真摯さが生み出した自由。

 

 

 

それと、子どもへの信頼を『カラダ感覚』でもってる。

ヨッピーさんが、子どもは自分が飛べない高さからは飛ばない、という話をしていて、

 

あーーーーわかるーーー。

 

と。

 

 

うちの子達を見ていても、自分から飛ぶと決めた子は、すごい高いところから飛んでも怪我をしない。

この『カラダ感覚』の信頼を、他の場所でも応用しているんだ、と。

子どもを子ども扱いしない、馬鹿にしない、それが一貫しているな、と。

 

 

そんなこんなのお話会でした。

実際に会って話せたのがとっても良かったです。

 

 

 

 

物語はもう始まった

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物語はもう始まった

 

しばらくブログをサボっていたので(^_^;)、こちらの日にちを遡って報告していこうと思います!

 

 

4月26日(水)のフェイスブック投稿より。

今日は、【学校外の多様な学びや生活、遊びの場を紹介する情報サイト、その他】について話し合った、第1回目でした。

 

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オンラインの参加もあり、近未来的なミーティング。

 

まずは私たちのやりたいことを話して、参加された方から鋭いツッコミをもらって、また考えて話して、、、すごーく濃くて私も全てが理解できたとは言えなかったけれど、このやりとり自体が有機的でいいな!と思いました。

 

色々聞いた中で、参加された田原さんの「物語はもう始まった」という言葉が印象的でした。

 

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Facebookのグループも作りました。ぜひ仲間に入りたい!ーこの物語を読み続けたい、いえ作り手の1人になりたいーという方は、メッセージかコメントいただけたら嬉しいです😃

 

 

1週間ほど前と近い呼びかけだったにも関わらず、すぐに定員に達して、大人7名、子ども3名の参加でした!

 

上にも書いたとおりで、私がやりたいことを話して、メンバーからの鋭いツッコミがあって、サイトの形についても色々な意見をもらいました。

 

 

 

その時に「どうしてこういうのを作りたいと思ったんですか?」という質問に対して、私が話したのは、

 

 

・悪いことをしているわけではないのに、「学校に行っていない」というだけで周りの人から色々言われたり、肩身の狭い思いをしたり、母親の私もコミュニティから外れたような孤独感を味わった。それが長男にも一時期、悪い影響になったと思う。

 

「悪いことをしてるわけじゃないのに、どうしてこんなに肩身の狭い思いをしないといけないの?」という疑問が、出発点だった。

 

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・その当時インターネットを見ても、「ホームスクーラー」のオープンな情報が得られなかった。メンバーサイトだったり、有料だったり。「閉ざされた」イメージを感じた。またはとても田舎で「自分とは違いすぎる」と思ったり。

 

こういう生き方を選んだ子と、その親が、「大丈夫なんだー」って「安心感」がもてるようなサイトがつくりたい。

 

 

・「不登校」というとネガティブな情報が先行しているけれど、子どもが家にいるというのは、裏を返せば「時間を忘れてじっくり何かに打ち込める時間がある」「親子での時間をゆっくり取れる」「色々なところに行ける」という良い面だってたくさんある。

 

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そういう【ポジティブな面】が目に見える形で発信できたらいいと思ってる。

 

 

・具体的には、

 

地域とやりたいことを検索して、「今日はどこに行こうかな?誰と会えるかな?」って探せるページと、

 

家でじっくり何かを取り組めるためのページ、

 

「学校」っていうオンロードから外れた、オフロードで生きる子ども達に向けた、同じくオフロードを歩いてきて、今しっかり社会の中で力を発揮している大人からのメッセージ、のページ、

 

3つを作りたいと思ってる。

 

親子それぞれの交流の場、コミュニティの場もいずれは作れたらいい。

 

同じように学校外で育つおうちの様子が見えることで、「大丈夫なんだ」「一人じゃないんだ」と思ってもらえたらいい。

 

 

ここが入り口で、いろんなところに広がっていくイメージ。

 

閉ざされているんじゃなくて、無限に広がりを感じるサイトが作りたい。

 

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参加された方からは、

 

・学校に行ってないというのはマイノリティだけど、その地域や学校の中ではマイノリティなだけで、世界を広げると実はいっぱいいる。その「実はいっぱいいた」人が集まることで「何かが生まれる」。

 

・「学校不信」だったり、怒りを持っていたり、ネガティブな人もいる。SNSのようなコミュニティ作りは急がず、時間をかけてやったほうがいい。

 

・対話力をつけていくこと。その人の背景を感じて、フラットに対話していくこと。

 

・同じように子どもが不登校になって、まずは病院を紹介されるとか、そんな話で親子ともに落ち込む時期があった。母親が安心できる場が必要。

 

などの意見が出ました。

 

 

なんというか、、、素敵な人ばかりで、私自身が、みなさんと実際にお会いできたことがとても大きな力になりました。フェイスブックの呼びかけをきっかけにして、実際に集まってくださった人がいたこと自体も、とても感動してしまいました。

 

まずはフェイスブックグループを作って繋がりをつくることからはじめていこう、ということで、この日参加してくださったメンバーを主体にしたフェイスブックグループも作りました^^。

 参加してくださった皆様方、どうもありがとうございましたーーー!

 

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暖かさと笑いに包まれた2時間半

 

同じ週、4月28日(金)。

こちらもフェイスブックの投稿より。

今日はクラウドファンディング成功して、親子のコミュニケーション&コーチングカード『ピットインカード』を作った子どもコーチングクラブ主催、原潤一郎さん(https://readyfor.jp/projects/pit-in/announcements/50502)と、妄想すごろくで夢を実現!『日経ウーマン』にも載った原麻衣子さん(https://mousou-sugoroku.amebaownd.com/)ご夫婦からたくさん話を聞いてきました!

 

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潤さんからはクラウドファンディングに挑戦するまでの裏話やどんなことをやってきたか、麻衣子さんからは妄想すごろくでご自身の出版までの夢をサポートしている方法。

 

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どちらも本物は初めて見る私👀
「おおーこれはいいですねー」
実際に「想い」を実現された方に直接会って話を聞けたことにも感動したけど、本物が持つ質感とか色合いにも感動してしまって、ちょっと涙ぐんでしまう私。(ピットインカードは思ったより大きくて厚みもあって、色々なこだわりが満載。妄想すごろくは開いたときの彩りがきれい)人の想いが人を動かす力の大きさを感じました

 

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せっかく夫婦揃ってなので、馴れ初めや、相手のどんな時、どんなところにピンときたか?なんて話も聞いてきて(おばちゃんや😅)。それくらいお互いに尊敬し合っている仲良しご夫婦でした。

 

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私の投稿が元で声をかけてくださって、色々アドバイスしてもらったり、私がノートを見せながら「こんなサイトにしたくて、、、こういうのがあったらいいと思ってるんです」と話したら、「実現したら本当にいいですね!楽しみにしてます!」とたくさん応援して頂きました。ありがとうございます😊!!

色々な方に会いながら、一歩ずつ進んでいこうと思います。

お二人と会った後はその足で学校へ行って明日の運動会の設営準備、これからお弁当買い出しです🍙🍱!
明日は晴れますように〜

 

私の投稿をきっかけに麻衣子さんから声をかけていただいて実現したこの会合。

 

クラウドファンディングに成功した潤さんからは、成功までの道のりを色々聞かせていただきました。「実際に実現した人に会う」というのは本当に力強かったです。

 

引き合わせてくださった麻衣子さんからは妄想すごろくについても伺って、夢の引き寄せスペシャルコース!のようなお得な2時間半。

明るいお2人のおかげで、暖かさと笑いに包まれた2時間半でした。

潤さん、麻衣子さん、ありがとうございました!

 

 

報告はまだまだ続くのですが、長くなったので、一旦ここまでで、

別の記事で続きます!

 

いちごジャム作り

学校外で育つ子のためのサイト作りのグループメンバーから、

我が家が日々やっているホームスクーリングをもっと書いてみたら?とアドバイスをもらったので、これは一昨日と昨日の話を。

 

 

イチゴジャム作り♪♪♪

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夫が生協で買ってくれていた小粒イチゴ。

これをジャムにしまーす。

 

ゴールデンウィーク中は散々外に遊びに出ていたから、日曜の夕ご飯の後。

たまたま「何やってるの〜〜?」とやって来た三男と(後から長女も)作りました。

 

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鍋いっぱいのイチゴ!つまみ食いもされていたから正確な数量がわからないけど、3パックくらい使ったかも。

 

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三男に砂糖を計ってもらいました。

 イチゴを計り忘れたから、砂糖だけ計るのはあんまり意味はないんですが(笑)、

「計る」は算数の勉強を兼ねて。

(本当はイチゴの総量の30〜50パーセントの砂糖を入れるようです。)

 

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砂糖を手でまぶして、1時間以上おいて、イチゴから水分が出るのを待ちまーす。

(ちなみに『浸透圧』で理科にも繋がりまーす)

この日は1時間以上経つと就寝時間にかぶってしまうので、翌朝に続きはやることに〜〜。

 

 

朝!早く起きて来た三男と鍋に火をつけてイチゴを煮ます!

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イチゴから出た水分だけで煮ていきます。

途中、レモン汁が無かったので、家にあったグレープフルーツを入れてみました。

(ちょっと苦くなった気がしたけど、ま、大丈夫、大丈夫(ホントか⁉︎))

 

 

甘い匂いが美味しそー。

 

朝ご飯を食べている間も、とろ火でずっと煮続けて。

 

煮続けて。

 

煮続けて。

 

煮続けて。。。。。

 

 

 

 

そろそろかなぁという頃に長女の幼稚園の送りになりました。

 

「ジャム焦がさないようにみといてね〜〜!」と仕事が遅番で家にいた夫に声をかけて出たら、、、。

 

帰ってきたら、、、、。

 

まさかの、

 

「焦げてるじゃないかー!!!」

 

ショックで出来上がりの写真を撮り忘れました(^^;;。

 

 

 

出来上がりは、、、「ほろ苦い」青春の味がしました(笑)。

 

でも、子ども達は家にある買ったイチゴジャムと食べ比べて、

「こっちも美味しい」と言ってくれました(^_^)。

 

来年リベンジするぞー!

 イチゴジャム作りでした。