FUTURE DESIGN 未来をデザインする

『多様な学びプロジェクト』代表ブログ/ホームスクーリング実践記録

チョコレートの探究学習(4)ゴマ汁粉つくりと算数

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チョコレートの探究学習、記録できていませんが、実は続いています。

 

ちょっと時間軸が飛びますが、

昨日は余波のようなゴマ汁粉つくり。

二男がやり始めました。

 

 

チョコレートとゴマ汁粉?

どんな共通点があるの?

 

 

と思われた方もいるかと思いますが、

実はチョコレートの原料のカカオ豆もゴマ汁粉の原料のゴマも同じ種実類

 

 

種をすり鉢ですって、

油が出てトロトロになったものを食べているのでした。

(ちなみにチョコレートは凝固点が25度前後なので日本だと常温で固まりますが、カカオ生産地は冷蔵庫がないと固まったチョコレートは食べられないそう。へー!ですよね。)

 

 

レシピはこちらの

~平塚らいてうのゴマじるこ~ | レシピ | NHK「グレーテルのかまど」

 

家にある黒ごまが33グラムしかなかったので、

レシピの黒ごま100グラムと分量が変わります。

 

砂糖やお湯の量はどう変わるのか?一緒に算数の勉強も。

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割り算の筆算が苦手な二男。

私が一緒にゆっくりやっていきましたが、、、。

 

「わかりづらい。もっと分かりやすい筆算を発明してやる〜」と言っていました笑。

 

すっていくとゴマから油が。

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ペースト状になってきました。

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更にすってすって、「これくらいでいいや」、とお湯と砂糖を加えて伸ばしていき、

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(びっくりするくらい砂糖が入る)

 

鍋に移して片栗粉でほんのりとろみをつけたら完成!

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チョコレートの作り方とかなり似ています。

種の栄養を取り入れて食べ物にした知恵は、

東西関わらずあるんですね。

 

 

とっても美味しかったー(^^)!

 

文化という土壌

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先週日曜日。地域の子ども集団、少年団で餅つきをしてきました。←保育園でもやったから、今年で3回目

 

 

少年団育ちの大学生指導員の子たちと子ども達、
何も言わなくてもスルスルスル〜っと準備やつきをしてくれて、
親は米の蒸しを手伝っただけで、美味しいお餅を頂きました。

 

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準備を大人がやって、つきだけ子ども達が「体験」する餅つきはよくあるけど、ここはそうではないから、こういうことが軽く出来てしまう。

 

 

餅つきって、やったことのある人しかわからないことなんですが、
お湯をタイミングよく沸かして、臼や杵をつける桶、手水や餅とり湯に使うとか、
具に按配よく餅を入れるとか、
みんなが食べられるように米の蒸し時間を見ながら目配りするとか、


そういう気働きの総合力をチームでやる、みたいな行事なので、一般的には大人が全部やってしまう。

 

でもここはそれすら子どもの力でやろうとし、そこそこ出来てしまう。

 

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失敗が許される場だから、というのもあるし、異年齢だから年上の人たちを生きるガイドブックにして、按配、というのを自然と身につけていくのでしょう。

 

 

アレコレと指示されてしまうとこの「自然に」が身につかない。

 

 

学びや成長というのは、
その子1人を伸ばすことは不自然で無理があり、
文化という土壌をつくると、大人も含めて育ちあっていく

 

それを改めて感じた日でした。

 

 

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そう出来ない環境にいたらどうしたらいいの?

 

という声も聞こえてきそうですが、

 

ここでいう文化という土壌は、

 

家庭でも、

子ども1人でも、

いいのではないかと私は思っています。

 

 

大人の側に、

これが好きだとか、楽しいとか、得意だとか、

それを話すと思わず頬がほころぶとか、

そういうのがあって、

 

それを、

家庭で子ども達と共有したらいいのではないかなと思うんです

 

 

好きになった過程やその歴史も含めて

楽しさを共有していく。

 

その熱がまた伝播して、

子どもからも自分のやりたいことや好きなことを発信し、

大人が受けとめる、そしてまた発信する、

 

その相互の関係が文化という土壌をつくりだし、

また新しい人間関係に発展していく余地も生む。

 

 

そんなように思います。

 

 

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今日は庭の植物を空き容器にいけてみました。

透明だと背がバラバラでも見えて楽しい!

 

 

ただ見ているよが伝わればいい

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去年の秋から、ほぼ毎日、川崎市子ども夢パーク内のプレーパークに遊びに行くようになった三男。

 


併設しているフリースペースえんにも登録して、でもたまに部屋の中を覗くぐらいで、基本はお弁当を持って、ずっと外にいる生活だったんですが、

 


劇に誘われて、今日、『たまりばフェスティバル』で、演じてきました。

 


歌あり、アトラクションあり、殺陣あり、笑いあり、ダンスあり、30分以上の長い劇。

 


家では全然練習していなかったけど、

(むしろ熱帯にハマった反動で、

寒い地域にある植物や動物を出る直前まで調べてたけど笑)、

昔からファンタジーに入り込んで遊ぶのが好きな子だったから、

物語の世界の住人として、

臆することなく演じていました。

 

全く緊張しなかったそう。

 


遊ぶように生きる。

 


それを体現していました。

 

 


さて私は、三男とは関係ない場面で、

米津元帥「Lemon」を歌った子達の歌声に涙ぐんでしまいました。

 


小さな頃から大人びていて、

小さな頃から自分を通し、

小さな頃から先を見通し、

小さな頃から優しい長男を、

その曲で急に思い出したからです。

 

 


たくさんの人に出会い、

たくさんの人に囲まれて、

たくさんの経験を重ねる三男。

 

 


家族の中で育ち、

家族との悲喜こもごもを通して、

経験を重ねる長男。

 

 


どちらの子の親として、

どちらの子にも、

他の子たちにも、

ただ見ているよと伝えたい。

 

 

それしかできないから、

それだけは伝わっていて欲しいと願っています。

【ホームスクーリング記録】チョコレートの探究学習(3)チョコレートかき氷をつくってみた

チョコレートの探究学習ホームスクーリング編。
前回の続きです。

futuredesign15.hatenablog.com

 

苦手なことも、やりたいことを絡めると頑張れる

ところで、前回のゴディバの店員さんから聞いた話や、

チョコレートを食べた感想を、その日の夜に三男(7歳)が書いていました。

 

 

「カカオがちがう。たかいやつはカカオが多い。やすいやつはさとうが多い。

85%のチョコレートはにがみがあり、すっぱさもあり、とろもみあり

カカオのにがみのなかにうまみがある。

 

三男は話すのは得意だけど、普段は字を書くのが苦手で、漢字の書き取りも大嫌い。

(話すのはこの数倍話します。)

 

写真の通り2年生の現在もまだ鏡文字もあったりするんですが、

店員さんの話を聞いたことや実際にチョコレートを食べ比べたことが「自分でしか表現できない感動ポイント」になったみたいで、

私からの「忘れないうちに書いたら?」という言葉にも、

「そうだね!」と素直に反応して、

自分からカタカナや漢字を調べながら集中して書いていました。

 

苦手なことを克服するには練習を沢山積まないといけないんじゃないの?

と思って書き取りの日課を薦めてみたこともありましたが、なかなか進まず、、、。

 

まずは書きたいことからなんだな!

と、一緒に見ていた私もとても感動しました。

 

 

新たな問い。「どうしてはじめは“のみもの”だったの?」

 さて、その日は昼に借りた図書館からの絵本を読みながら、

 

カカオマスカカオバターとココアの違いはこういうことだったんだ!」

「やっぱ1からチョコレートつくってみたいよね〜」

「生のカカオポッドって手に入れられないかな?」

 

なんておしゃべりしたり、検索したりして過ごしたんですが、

 

チョコレート (イチからつくるシリーズ)

チョコレート (イチからつくるシリーズ)

 

←とても面白いです。おススメ!

 

 

寝る前に長女(6歳)も入れて読んだこの絵本。

チョコレートだいすき! (しりたい!たべたい!つくりたい!おいしいたべものえほん)

チョコレートだいすき! (しりたい!たべたい!つくりたい!おいしいたべものえほん)

 

歴史から作り方までが、幼児でも分かるように簡単に紹介されている中で、

 

南米の人たちが飲んでいたものが、

ヨーロッパの人たちによって、

甘くなり、

形も今のように固くなった

 

という箇所に引っかかった子ども達。

 

幼児向けで説明を省いている分、

 

どうしてなんだろう?

 

という新たな疑問が湧いてきました。

 

どうして固くなったんだろう?

→暑い国から寒い国にいって、冷えて固まっちゃったんじゃない?

だってチョコレート固めるときも冷やすよね?

 

どうして甘くなったんだろう?

→苦いから甘くしたかったんじゃない?だって苦かったよね。

→でもなんでヨーロッパの人が甘くしたの?

→それまでは砂糖が取れなかったんじゃない?または高かったんじゃない?

 

どうして板チョコみたいな形なんだろう?割れやすくない?

→割れづらいと逆に固すぎない?食べやすくするためにあの形なんじゃない?

→四角い何かを真似したんじゃない?

→型に入れやすいからじゃない?

 

色々な「こうじゃない?」という仮説を考えていきます。

 

うーん、私だと「へー、そうなんだー」で終わってしまうところにまで、疑問をもつ子ども達の柔軟な発想に、

 

「そんなことまで思いつかなかった!」「たしかにそうかも!」と思えて、

 

「本当はどうなのか?」

 

自分まで駆り立てられるように、考えたり、調べたりしたくなってきました。

 

ディスカッションしながら探究を深めていく楽しさを身をもって感じてきました。

 

 

チョコレート氷をつくってみた

 

さて、その2日後、先週の土曜日は、三男の8歳の誕生日。

 

誕生日会の準備もあるけれど、

三男は朝からチョコレートのカキ氷をつくるんだとはりきっていました。

 

●片づけは全部自分でやること

 

だけを約束して、勝手にやってもらうことにしました。

 

「チョコレートって油分が多いよね。

ちゃんと固まるのかなぁ」心配する私、40歳。

 

「ママ、チョコレートは常温で固まってるから冷凍庫で固まらないはずがないから」

呆れる三男、8歳。

 

 

三男は、

チョコレートを湯煎して、

温めた牛乳で少しずつ溶かして、

チョコレートミルク?をつくって製氷皿に入れていました。

 

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そして、、、。

 

「ママー!もう固まったよー!」

 

五男とお昼寝中の私の口に入れてくれました。

 

えっ!早くない?ムニャムニャムニャ、、、うん、美味しい。


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←写真も三男が撮ったのを借りました。

 

お昼寝中の私には分からなかったけど笑、

1時間ほどで固まったそうです。

 

ん?

これって、チョコレートの凝固点が影響して、チョコレート氷が早く固まったんじゃないでしょうか?

 

分からない。

分からないけど、

南米の熱い熱帯雨林で生まれたカカオの飲み物が、

寒いヨーロッパにやってきて、

固まった姿を、、、なんとなく、なんとなく見た気のした、美味しい実験料理でした。

 

(続く)

【ホームスクーリング記録】チョコレートの探究学習 2019 (2)ゴディバチョコを買って食べ比べてみるの巻

前回の続きです。

 

「高いチョコレートと安いチョコレート、違いはなんだろう?」

 

という疑問を立てた子ども達。

 

子ども達の仮説は、

●カカオが高くていいカカオ

●作る機械が高性能

●イチゴが入ってるとか、作り方にこだわりがある

●牛乳が生!(←脱脂粉乳とかではない、という意味らしい)

という仮説でした。

 

そこで、

「高いチョコレートを実際に食べてみよう!なんならお店の人に質問してみよう!」と、早速翌日、買いにいくことにしました。

 

 

実際に高いチョコレートを買いに行く。お店の人にも高い理由を聞いてみる。

 

たまたま翌日は、二男(10歳)が駅ビルの中にある市民館の大ホールで、太鼓の演奏を披露する学校の行事に参加したので、終了してからデパ地下のチョコレート売り場に行くことにしました。

 

 

本当は二男も一緒に買いに行く予定だったんですが、学校の友達と学校に帰る、ということで二男とは別れて、三男(7歳)と私でチョコレート売り場へ。

 

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時間がなかったので、ササっとチョコレートといえばゴディバ、ということでゴディバへ行きました。


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「4個しか入ってないのにこんな値段なんだ!」


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トリュフ4粒3500円也。ドーム型のケース代もあるような、、、。

 

ゴディバの向かいはフーシェ

1粒1粒が惑星に模せられた、球型の惑星チョコ、可愛い💕

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さて、トリュフを何粒か買う予定だったんですが、

セット売りしかなかったので、

三男と相談してカカオのパーセンテージが違う4種類の板チョコの、【カカオ85パーセント】と【カカオ30パーセント(ミルク入り)】の2つを買って食べ比べることにしました。


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こちらは5枚入りで税抜550円でこの中ではお得感も。

 

そして。

買い物ついでに1つだけ(それくらいならお店の人の邪魔にならないかな?と)質問をさせてもらいました。

 

私「いまチョコレートの探究学習をしているんですが、1つだけ質問させて頂いてもいいですか?」

 

お店の人「エライね〜いいですよ(^^)」

←優しくてホッとする

 

三男(かなり緊張して、、、)「高さの秘密はなんですか?」

私「チョコレートの値段の違い、高さの理由はどういう理由なんでしょうか?」

 

お店の人「高さの理由ですね。

まずはカカオの量が違うんです。安いチョコレートは、よく読むと、原材料の最初に、砂糖が書いてあるんです。

 

でもゴディバのチョコレートは最初にカカオが書いてあります。

それだけ沢山カカオが入っているんですよ。

 

そしてカカオ本来の油脂だから、口どけの滑らかなチョコレートになるんです。

 

それと使っているカカオも、ベルギーで選り分けた厳選したカカオを使っているんですよ」

 

売り場の方が意外にも詳しく教えてくださって、

おぉー、子ども達の「カカオ豆が違う」の部分の仮説が当たった!と三男とひと興奮。

 

もっと色々聞いてみたいところでしたが、混み始めてきたのでグッと我慢して、売り場を後にしました。

 

 

図書館で本もいろいろ借りてみる

チョコレートの歴史も調べたい!」と三男からの希望で、帰り道に、普段はなかなか行けない大きな市立図書館も寄って、チョコレートの本も借りてみました。

 

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館内の検索機を使うと、すぐに見つけられました。さすが大きな図書館だったので、色々見つけることができました。

 

 

食べ比べてみた

さて、帰ってから、赤ちゃん2人を除く、兄弟4人と私で、ゴディバ2枚と、二男がたまたまもらってきた「五円チョコ」と明治のチョコレートを食べ比べてみることにしました。

 

まず、カカオ85パーセントのダークチョコレート

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まず、「香りが凄い!」という声。

 

食べてからは、苦ーい!という声が6歳の長女から。

二男も渋ーい表情。

長男(12歳)は、「ちょっと食べただけで身体が熱くなってくるなぁ」

 

でも、買ってきた三男は「うん苦いけど美味しい、、、と思う、、、うまみを感じる、、、」

 

しばらく味わった二男から、

「苦味だけじゃなく酸っぱみも感じる」

と声が出て、

「ホントだ、酸っぱいね」「発酵食品だからじゃない?」「そうだ、チョコレートは発酵食品だったよね」と子ども達は新たな仮説を立てていました。

 

私も食べてみましたが、

苦味は大人好みで美味しく感じました。

 

そしてとろけ方が確かに違う。

口の中でゆっくりと溶けていく感じが、

三男が言うように、「うまみ」のようにも感じます。

これがお店の人が言ってた、カカオのあぶらと、植物油脂の違い、、、?

 

 

次はカカオ30パーセントのミルクチョコレート。

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(余談ですが、○パーセントは算数だし、温めて溶ける、冷やすと固まる、は理科だし、国調べは地理、歴史、と事前に色々な教科の知識に繋がっていくことに気づかされました)

 

「わーい!こっちは安いチョコみたいに美味しい!」

←6歳長女の名言(笑)

 

どうも、彼女には苦いチョコレートはお口に合わなかったみたいです(笑)。

 

こちらはみんな美味しいと言ってたけど、最初にダークチョコレートを食べたせいか、私にはちょっぴり物足りなく感じました。

 

 

次に五円チョコ(写真なし💦)

食べる順番がバラバラでみんなで講評はできなかったけど、

口溶けの早さや香りの人工的な感じなど、食べ比べてみると、たしかに違いを感じました。

 

一度美味しいチョコレートを知ってしまうと、しばらくやめられなくなりそうなくらい、たしかに違いを感じました。

 

 

高いチョコレートが高い理由はカカオの量や質だけなのか?

 

ところでここで、

実際に食べてみたけど、高い理由はカカオだけなのか?」という話になりました。

 

●工場と、職人さんが手でつくるのでも違いそう。ゴディバは工場で作ってるんじゃない?職人さんから話を聞きたい。

フェアトレードは高いらしい。

フェアトレードって何?

●ベルギーから輸入って書いてあるから輸送費もかかってる?

 

そんな新たな疑問や感想が出てきました。

 

続く

 

【ホームスクーリング記録】チョコレートの探究学習 2019 (1)

我が家は毎年2月になると、『チョコレート』の探究学習をしています。今年は3年目。

 

『多様な学びプロジェクト』のオンライン授業でも取り上げてみたいテーマだったけど、2月はファシリテーターが多忙で開催が難しく、


三男(7歳)は以前も参加したことのある「イエナラボ」のオンライン授業に参加しました。(毎月単発で受けられるので、子どもの興味のあるテーマだけ参加が可能です。オランダ在住の川崎先生が優しくて、お喋り好きな三男は大好きだそう。)

 

 

オーガニックチョコレートの話や、原産国はガーナ、チョコレートで有名な国はベルギーという話を聞いてきて、自分なりに色々調べる計画を練っていました。

 


家族以外の他者が交わると、異質交流が起きて、やっぱり面白いですね。

 

 

とはいえ、「イエナラボ」に参加していない二男(10歳)と長女(6歳)もいるので、彼ら交えて、今日は我が家でも『問い』から立てる探究授業をスタートさせました。(長男はすっかり思春期で、参加を断られてしまいました〜母、寂しい^^;)

 

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6歳になったばかりの長女も、色、味、あついと溶けて冷えると固まる、どうしてチョコレートを作ったのか?たくさん発見したり、問いを見つけられるようになっていました。

 

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二男はガーナとベルギーを『MAPS』で調べる中で、アフリカと南アメリカが同じ赤道直下なのに熱帯雨林と砂漠に分かれているのはなぜか?気になったそう。

 

マップス: 新・世界図絵 (児童書)


三男は、さすが先行してよく調べていてつくりかたもわかっているよう。チョコレートの値段の差はなんなのか?二男と沢山の仮説を立てていました。

 


その後二男は『できるまで図鑑』でチョコレートやグミの作り方や歴史を調べていました。

二男の寄り道も面白い。

 

できるまで大図鑑

 

くねくねと寄り道しながら学べるのは、たくさん時間があるからかもしれません。

 

明日は高いチョコレートを実際に買ってみることに。ゴディバに行きます。(続く)

 

 

春の味〜体験から学んだことは、

長女と庭仕事をしていたら蕗の薹(フキノトウ)を発見。

 

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私が子どもの頃は母手製の蕗味噌やキャラブキ、ふきの煮物が春の食べ物でしたが、
簡単に天ぷらにしました。

 

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そういえば昔、今の長女と同じ年の頃に、蕗の薹を摘んできてと言われて、見つけられたら嬉しかったなぁ、

 

天ぷらの揚げ方を教えてくれたのは父だった、


1回だけだけど、卵と水を合わせて小麦粉と同量、水はよく冷やして、油は少しごま油を入れるとコクが出る、最初は薄いものから生地は片面だけつけて、と細かな注意まで今でもよく覚えてるな、


と思い出しました。

 

 

体験から学んだことは忘れないんだな、と

 

 

そんな発見がなんだか嬉しくて。

 

 

春の味、ほろ苦くて子どもの頃は美味しく感じなかったように思うんですが、
子どもたちは美味しい、お代わり!と喜んでいました。